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黎明の笛

価格: ¥0
カテゴリ: Kindle版
ブランド: 数多久遠
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 ○○年間に及ぶ航空自衛隊での幹部自衛官としての体験から、「戦争は現場だけで戦われてるんじゃない、司令部も戦ってるんだ」との思いを、少しでも分かってもらうために書いた小説です。
 そのため、エンターテイメントでありながら、実際の航空総隊司令部の活動から踏み外さないという足かせを課しています。(小説としての設定は極めて一部に限定しています)

あらすじ
 航空総隊司令部に勤務する倉橋3等空佐は、ある日上司である情報課長から、陸自特殊作戦群所属の婚約者と結婚することは保全上問題となるため、結婚を考え直すようにと告げられる。
 機密性の高い部隊でありながら保全上の問題があることなど、通常ではありえない事だった。
 日見子は、独自の調査を始めたが、当の婚約者である秋津2佐は、部隊を引き連れ、突如として竹島に上陸、韓国の独島警備隊を拘束して竹島を占拠してしまった。そして秋津2佐は、日本政府に対して、竹島の実効支配を宣言するよう要求する。
 陸自部隊が実際に占拠してしまった以上、要求の拒否は、国際的に竹島の支配意志放棄とも取られることから、政府はジレンマに陥る。
 一方、倉橋3佐は、秋津2佐に協力していた疑いをかけられ、尋問を受ける。
 自らの疑いを晴らすため、そして秋津2佐が企む本当の狙いを阻止するため、倉橋3佐は調査を始めた。

 日本政府が飲みようのない要求を突きつける秋津達の本当の狙いは何なのか?
 日韓戦争勃発の危機の中、彼女は、暴走する秋津達の企みを阻止できるのか?
 陸自部隊が占拠してしまった竹島の領有権は?

 緊迫の司令部を舞台にした、ミリタリーサスペンス。