無知な私にぴったり
★★★★☆
建築家の名前がアルファベット順に並んでおり、
出身地と代表作品の写真、その建物に関する建築家の背景などで各ページ構成されている。
なにより巻末の所在地一覧と用語解説がうれしい。
この一冊があればとりあえずメジャーな建築家や思想、運動に軽くではあるが触れることができる。
(正直なところ、ケーススタディ・プログラムが載っているのには驚いた)
古代の土着建築物から安藤忠雄など最近の建築家まで広くカバーしているのが最大の魅力である。
個人的には磯崎や隈、ポロ&ムサビが載っていないのが残念ではあるが、それでもこの本は十分に買う価値がある。