高校、大学時代は松本零士先生のマンガとアニメに影響を受け、書棚には現在でもＤＶＤや本が並んでいます。
この本は基本的にはタイトルに余り関係ない先生の想い出話を並べたもので、各トピックを「未来」や「創造」と
いうキーワードでつなぐことにこだわりすぎて言葉を大切にする先生の文章とはとても思えない。
「想像をカタチにする技術」はでてこないのだが、宇宙・時計・まんが・アニメ・メーター・キャラクター・友な
どなど昔に先生のエッセイなどで読んだことがある話をサラッと上辺だけなぞっているようで「松本節」になって
いないのが残念。