人にもよると思いますが、私の場合は”これだけ”では不合格だったと思います。実際に、2010年5月末に受験し合格はしましたが、出題傾向が変わっており”これだけ”では法令のみの合格点だったと思います。
私の場合は、この書籍の巻末の参考文献にも記載されている危険物安全協会さんが出版している問題集もやっていたので合格できました。（普通の書店では販売していませんので知らない方もいるかもしれませんが通販してくれます。）
当該書籍が改版されない限り、教科書的な位置付けとして使用し、他問題集も併用することをお勧めします。

出題される内容を理解するための参考書としては、非常に使い勝手がいいと思います。ただ、これ一冊で合格できるんでしょうか？2010年6月に受けましたが、最近出題傾向が変わってきている気がします。法令(73)、物理・化学(60)、性質・消化(80)で合格しましたが、これ一冊を信じているとおそらく法令は大丈夫だと思いますが、ほかの２つは60に満たなかったと思います。この本のどこにも書かれていない問題が少なくとも２つほど出題されていました（他の問題もそれなりにひねってあったり、この本のマイナーなところに書かれていることが出題されていました）。冷静に考えて、解くことはできましたが、化学系の大学出身またはかじったことがある人でないとキツイと思います（当方化学はかじった程度）。そういうことで、この本で大まかに理解したあとに別の問題集で練習するのが効率的だと思います。

これだけ・・・だけでは合格は難しいと思います。特に物理化学はモーラしきれないです。
協会問題集をメインで、判らない処をこれだけ・・・で調べるのがベストかと思います。
どちらにせよ難しい！！

まとめ方が悪いため、普段から専門書を見ている人間にとっては見るのが苦痛であった。

　・改行のポイントがおかしい
　・文章の順序が二転三転する
　・はじめて出てくる図形・記号に対して説明が全くない
　・ほぼ全ての項目に「出るぞ！」マークがついている
　・同じ字体が続くため、どこが重要が分からない
　・危険物の特性等が文章でたらたら列挙してあり、きれいにまとまっていない(せめて一覧表を作ってほしい)
　・周期表が真ん中にあり、調べるときにすぐに該当ページを開けない(巻末に持ってくるなどの配慮がほしい)

　本当にこれだけで良さそうです。私は受験資格があったので、洒落で試験申し込みをしたために、試験日3週間前まで忘れており、あわててこの本と「試験に出る超特急マスター」を注文しました。(今思えば試験に出る超特急マスターは1回しか見なかったので要らなかった…)
　実質2週間で1日2〜3時間勉強しました。その程度の勉強でも物性以外は70〜90％取れます。(物性は60％ギリギリでしたが…)

　と、言う事で、この本を真面目に頑張れば合格できると思います。

これから受験される方へ：
　ハロゲン間化合物がどのようなものか理解しておいたほうが良いです。(これに限らず、総称的な呼び名は理解しておくべきです。)そして、それが第何類かがわからないと、大体の消火方法や物性が想像できません。(1物質ごとに細かく覚えてれば問題ないですが)そうすれば、私みたいに物性60％ギリギリなんてことはないでしょう…たぶん。

金曜午後注文し、日曜午後に届きました。以前別の店舗の別の商品を購入した時は、1週間かかった物がありましたが・・。 素早い対応、ありがとうございます。