たぶんこの本を手に取る人は、人づきあいの難しさに苦しんでいる人たちでしょう。この本を読めば明日から人づきあいがうまくなるわけではありません。
　書いてある内容は簡単なことなのですが、実践するとなると大変難しいと思います。でも、この本に書いてあることを頭に入れて生きていくのと、そうでないのとは大きな違いがあると思います。手元に置いて何回も読み返すような本だと思います。
　私は序章に書いてある「本当のことを言って、人間関係がうまくいかないのは九Ｏパーセント以上の確立であり得ることで、うまくいくことの方がめずらしいのです。」という言葉にまず救われました。
　人間関係に苦しんでいる人全てに読んで欲しい本です。