マリエルの住む「オークベリーの町」がゲームの拠点となり、この町で情報収集や仕事の依頼を受ける。一方、アクション要素が強くなるのがダンジョンシーンで、迷いの森や暗がりの洞窟、古代遺跡などシチュエーションはさまざまだ。このダンジョンシーンをクリアすることでイベントが発生する。
タイトルどおりにこのゲームでキーとなる妖精は約100種類も登場し、その特性やマリエルとの出会い方もバリエーションに富んでいる。シリアスなストーリーだが、グラフィックのタッチはあたたかく、純粋な思いを大切に扱っていることが伝わってくる展開に、思わず夢中になってしまうRPGだ。(椎 武男)