「機動戦士ガンダム」の一年戦争からグリプス戦役までを戦略的視点からゲーム化したシミュレーション。セガサターン版の同名タイトルからのアップグレード移植作で、一年戦争の完全再現だけでなく、さまざまな可能性も追及した「if」の要素も数多く盛り込まれている。
プレイヤーは、ギレン総帥(ジオン公国)かレビル将軍(地球連邦)のどちらかの立場で敵本拠地の制圧を目指すことになる。ゲームは基本的に自軍戦略フェイズ、行動決定フェイズ、攻撃実行フェイズの順に命令を下していき、終了させるとコンピュータ側が行動する、という流れになる。攻撃の要となるユニットも、小説やアニメ、OVAやゲームなどさまざまなメディアで展開しているモビルスーツが登場し、その数は250種類以上にものぼる。ガンダムの世界とウォーシミュレーションの要素をうまくミックスさせたシステムが秀逸だ。(片井 美樹雄)
敷居が高い
★☆☆☆☆
高評価が多いですが、私には敷居が高いゲームでした。連邦軍でプレーしましたが、重要エリア以前に一般エリアすら制圧出来ませんでした。こちらが大量に部隊編成しても、相手も大部隊で待ち受ける。逐次増援もありますし、こちらは物量で押すしかありませんが、部隊上限があって大量に投入できません。一つのエリアに拘ると他のエリアに攻め込まれ、増援が逐一投入(しかもドップ2、3機)され、嫌がらせ攻撃の繰り返し。時間とストレスだけが溜まりました。私は逆にPS2の『ジオン独立戦争記』のほうが簡略化され、プレーしやすかったです。
ガンダムファンでシミュレーション好きならやらなきゃ損!
★★★★★
発売から10年近く経とうとしていますが、今でも十分に遊べる一本です。
ガンダムファンでシミュレーション好きならやらない手はないです。
セガサターンのギレンの野望の補完作品といった位置づけだったのかもしれませんが、
第2部でZ・ZZ時代まで網羅しています。
ボリュームが倍増しておりやり応え十分。
ザクC型で山岳部が一歩ずつしか歩けなかったり、
ハマーンのキュべレイに撃破されまくったり、
海に拠点があるので陸戦MSだけでは永遠に占拠できなかったりと
色々苦渋を舐めさせられたソフトだけに自分がうまくなってくると楽しかったりします。
とにかく長く遊べます。
ジオンの派生軍、連邦もティターンズ・エゥーゴなど各軍でのプレイも可能。
しかもそれらをクリアすると特別仕様の軍まで登場します。
市販の攻略本には「ジオンの系譜を一生遊べる本」なるものまであり、
まさに看板に偽り無しのゲームです。
ただバグが多いのが難点です。
マクベが核ミサイル発射でフリーズ、ネオジオン50ターンでYES選択でフリーズなど、
とにかくフリーズしてしまうのでどうしょうもないのです。
お遊びになる前はネットでフリーズの条件を検索することをお奨めします。
とは言ってもガンダムゲームの中では秀作であることに間違いはありません。
文句なしの☆5つです。
バグ等多いけど
★★★★★
バグや納得のいかない仕様が多いのですが、
それでもPS2独立戦争記や、アクシズの脅威Vよりかは面白い。
何故ハードの能力が徐々にアップしていくのに、ゲームとしての面白さが
ダウンしていくのだろうか、このシリーズは。
もともとのセガサターン版はサードパーティが開発したソフト。それを
PSにベックという会社がうまく昇華させた。
連邦vsジオンもカプコンが開発した。
ガンダムで売れるソフトはバンダイが開発にあまり関わらない方が
いいということですね。
ファーストガンダム好きなら、一度はやってみることをオススメします。
★★★★★
私は、次作のジオン独立戦争記より大好きです。
複雑すぎないし、グリプス戦役まであるという点で。
他のギレンの野望をやったことがなくても、この作品をピンポイントでやるのには何も問題ありませんから、興味のある方は手を出してみてください。
最高
★★★★★
もう最高としか言いようがない。
いきなりだが近年のガンダム界は活気に満ち溢れている。
美くしいパイロットに美しいMS。思えばZZからもうキャピキャピなのだ。
そんな時に「マユ無し」「独裁者」「銀河万丈」のギレン・ザビが主人公で
政治劇を繰り広げ連邦と戦うゲームなんて渋すぎる。素敵すぎる。
こんな硬派さを待っていたのですよ。ええ。
難易度は難しめ。慣れない人はNORMALでも難しいかもしれない。
でもガンダム世界のifが再現されランバ・ラルにドムを送るとガンダム倒したり
ランバ・ラルをドムに乗せると「グフとは違うのだよ」と言ったり
ギャンを量産できたりと、誰しもが考えた「もしも...」が見れる。
圧倒的なボリュームで主要なOVAシリーズやMSVのキャラ、MSも網羅。
イベントも盛り沢山で飽きない。長く遊べる。
このゲームの魅力は語りつくせないが、個人的にスゲーと思った事を一つ。
このゲームではギレンが総帥のジオン公国の他に
ガルマが総帥の新生ジオン、キシリアの正統ジオンがある。
新生ジオンのガルマは劇中で期待されてた通りの立派な成長を遂げている。
(しかもグラフィックが違う)
このゲームではシャアがキャスバルと名乗りネオジオンを率いる展開もあり
(ハマーンのアクシズとは別)
新生ジオン ガルマ VS ネオジオン キャスバル
というビックリドッキリな対決もできる。間違いなく傑作であり名作
価格が安かったので正直ケースやディスク…
★★★★★
価格が安かったので正直ケースやディスクは傷だらけだろうなぁと思ってましたがいい意味で予想を裏切ってもらい大満足です。