インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

Lie Algebras In Particle Physics: from Isospin To Unified Theories (Frontiers in Physics)

価格: ¥5,966
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: Westview Press
Amazon.co.jpで確認
良い本。 ★★★★★
大学の授業の参考文献になっていたので購入しました。

Lie代数を物理の人のために簡単に説明してくれています。けれど、見かけよりははるかに読むのが大変でした。それでも純粋な数学の本を読むよりは格段に読みやすいと思います。

個人的には装丁がとても気に入っています。フォント読みやすいです。愛着がわいて読んでいる期間は毎日持ち運んでいました。

本の中で、とても重要な箇所があるのですが、そのセクションのタイトルが
Watch Carefully--This is Important!!
となっていて面白かったです。
全体的に堅い雰囲気は無くて、図も多くて助けになります。その一見簡単そうな様子にだまされると中盤で困ります。

群論のほんの初歩的な知識があれば読める本だと思います。
My Favorite ! ★★★★★
物理に使うために群を学ぼうとしたときに、数学科が使うような教科書は厳密ではあるが表現論にたどり着くまでの道が長すぎる。また理工系学生向けに書かれた群および表現論の本もいくつかあるが、やはり数学から離れきれていないものが多い。その中でGeorgiのこの本は徹底して物理屋のために書かれている。

物理屋にもっとも身近なリー群は角運動量の議論に現れるSU(2)群であろう。これは空間回転と関連付けられているため理解がやさしい。この本の重要なスタンスの一つはより複雑なSU(3)などを、よくわかっているSU(2)によって説明するというものである。この方法は複雑な群に対する強固なイメージを植えつけてくれる。

Georgiの説明は実に明快で学部4年程度でも十分読める内容になっている。なによりも物理への応用が非常に早い段階で登場するのがすばらしい。Georgiの語り口は非常に教育的で、内容の構成にもすばらしいものを感じる。

なお吉岡書店から日本語訳が出ているが、これは第一版の和訳で有限群などメモ程度にしか書かれていない。第二版は有限群も含め多くの章が大きく改訂され、ほぼ別の本のようになっているので英語で読むことを強くお薦めする。数学的に不足する部分もあるが、それこそ日本語の本で補えばよい。この本はそれを補って余りある。

狂信的物理学愛国主義の頑固者のために。 ★★★★★
本書の性格は冒頭に記されたグラショウ教授の紹介文にやや過激ながら端的に表されている。「ここでは読者は数学のための数学の自己陶酔的叫びを見出さないであろう。むしろ逆に、我々狂信的物理学愛国主義の頑固者達は数学を単に物理学の侍女であると見なしているのである。」この発言に共感を覚え、Lie群を物理学のためにマスターしたいと思うならば、本書はまさにあなたのために書かれている。是非読むべきだ。

一昔前に群論ペストなるものが流行したと聞くが、本書は群論の教科書でありながら、「対称性の原理はそれ自身が最終のものであるべきではない。…群論は役に立つ技術である、がそれは物理の代替的にはなり得ないのである。」と警鐘を鳴らしている。そう言う意味では現代における群論ペストの予!防接種としての役割も持つのではないか。

物理屋のためのリー代数 ★★★★☆
 現代物理は高度な現代数学の知識を必要とするが、物理屋にとってはとっつきにくい事が多い。しかしこのジョージアイの本では物理において実際どのようにリー代数が使われているかが、印象的な文体で学部生でも分るくらいに平易に語られている。一つ一つのトピックが10ページ程度のセクションにまとめられており勉強し易い。数学的厳密さにはこだわっていないので数学としてリー代数を学ぶにはむかないが、物理として使うには十分な記述なので、まさに物理屋のための教科書と言える。