ロドルフ・リンツによって生み出された世界を魅了するリンツ・チョコレート。それは時代を超えて、メトル・ショコラテールたちの心から心へと受け継がれています。
1845年にスイスで生まれたチョコレートメーカー『リンツ&シュプルングリー 』社は、なめらかな口どけを初めて世に生み出した、近代チョコレートの創始者。世界中で『プレミアムチョコレートの代名詞』として愛されています。 1845年、菓子職人ダーフィート・シュプルングリー氏と息子のルドルフ氏は、チューリッヒに小さな菓子店を開き、チョコレートの製造もはじめました。その美味しいチョコレートはチューリッヒの上流階級でたちまち評判になり、2年後には工場を持つまでに成長しました。 | |
一方、ロドルフ・リンツ氏は1879年にそれまでのチョコレート作りを根源から変える精練装置『リンツ・コンチェ』を発明。世界で『チョコレートといえばスイス』と言われるチョコレート立国にしたのが彼だったのです。 シュプルングリー氏は1899年にリンツの工場とその卓越した製造技術を買収しました。しかしシュプルングリー家の人々は、リンツの天賦の才とその偉大な発明に敬意を表して彼の名前を永遠に社名とブランド名に残すことにしたのです。 | |
20世紀以降、さらにリンツ&シュプルングリー社は成長を続け、1946年に超薄型の『Thins(エキストラシン)』、1949年にとろける美味しさのトリュフタイプ『Lindor(リンドール)』、1989年には高品質な薄型チョコレート『Excellence(エクセレンス)』シリーズなど、独自の技術で次々に新製品を発売しました。 現在ではスイス本社工場のほか5カ国に製造販売会社と8カ国に営業拠点をもち、世界的なチョコレートブランドとして現在も進化しつづけています。 |