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昆虫記 (写真記シリーズ)

価格: ¥3,360
カテゴリ: 単行本
ブランド: 福音館書店
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:今森光彦/著 出版社名:福音館書店 発行年月:1988年07月 関連キーワード:イマモリ ミツヒコ コンチユウキ コンチユウキ いまもり みつひこ こんちゆうき こんちゆうき、 フクインカン シヨテン フクインカンシヨテン K/7308 ふくいんかん しよてん ふくいんかんしよてん K/7308、 フクインカン シヨテン フクインカンシヨテン K/7308 ふくいんかん しよてん ふくいんかんしよてん K/7308
別世界 ★★★★★
みなさんのレビュー通りに素晴らしいです。

もうじき三歳になる息子は、目をキラキラさせて眺めています。

息子の大好きなダンゴムシがカエルに食べられる連続写真は、一瞬のカエルの舌の動きがこと細かに納められ 映像のようです。
これは熟読すれば生き物博士になれるなと本当に思います。
こどもの頃にこの本に出会った子は生き物に対する見方が変わるでしょうね。
自然や命の大切さまで語りかけてくれる本です。

ただ、やはり図鑑ではなく写真集なのですね。ダンゴムシを探す際「ダンゴムシ」では索引できず「オカダンゴムシ」で調べます。カエルも「カエル」ではなく正式な学名でしか調べられません。

まぁこの本なら何度も読んでいる内に 何がどの辺りに載っているか覚えてしまうでしょう。


この昆虫記の素晴らしい点をもうひとつ。
すべての漢字に読み仮名が振られています。
本文はもちろん、枠外のうんちく、巻末の地図に至るまで平仮名が振られているので 息子ももう少ししたら自分で読む楽しみが出来そうです。

巻末の琵琶湖周辺地図まで173ページあり大ボリュームで、付属のケース(表紙と同じ写真)も素敵です。

最後に...
138ページに「台所に現れたクロゴキブリ」という、食卓の上にいるゴキブリを写した写真があるのですが、生活感のある背景は今森さん宅の台所なのかな?
退治するよりも すかさずカメラに納めてしまう著者に虫と写真への愛情を感じました(笑)


昆虫記 ★★★★★
隅々から作者の今森さんが昆虫を好きで好きでたまらないということが伝わってくる、微笑ましい昆虫写真集。分かり易い解説が付いているので、学習書的図鑑といってもいいかも知れない。

本書に収録されている昆虫への深い愛情が感じられる写真の数々と、それらに付された優しく簡潔な文章。それらは彼らのうつくしい、あるいは生々しい姿や、おもしろい習性や生態を見事に捉えている。4月から3月まで、一か月ごとに大別されてページが進んでいく構成になっているのも、季節の変化に応じて変わっていく昆虫の活動を把握できて、すばらしい。

図鑑やそれに類した本を選ぶ際には、情報量よりも情報の吸収率を重視すべきだと思う。つまり、どれだけ内容をたのしめて、それを自分の知識に加えられるか。
本書に含まれる情報は決して多くない。しかし、ここには何度もたのしく見て読むことのできる、愛らしく豊かな情報が詰まっている。
観察会のよう ★★★★★
以前、5歳の息子のために購入しましたが、4年半後に、弟夫婦からもプレゼントされました。
子どもを生き物好きにしたい方、関西圏にお住まいの方は必見です。
写真だけでも美しく、飽きないのですが、時間を追った連続写真が、
観察会に参加したような気分になれます。本当にワクワクする本です。
セミの羽化の連続写真を真似て、我が家でも羽化を観察し、
写真を撮って、夏休みの自由研究にしました。
最高です!! ★★★★★
子どもが虫好きで、春から秋にかけてはせみやばったやと、野山や畑を走り回っており、誕生日には虫の本をと思っていました。自分でも、趣味で写真を撮るので、
今森さんのことはよく知っており、虫の本を買うなら、今森さんの本かなと思っていました。これらを前提にして購入。手元に届いてびっくり!!子どものプレゼントにするのが惜しいくらいの出来で、大人も楽しめる本でした。このことは子どもにも伝わった様で、毎日食い入るように見入っています。今冬なのですが、春になるのが待ち遠しい様で。月別にこんちゅうの写真をまとめてあるのが非常にわかりやすく、また、面白い。よい買い物をしました。
昆虫の写真集。 ★★★★★
この本は昆虫の写真集である。図鑑ではないところがミソである。

見開き二頁ごとに一つのテーマが設定されており、
テーマに沿って一種または数種の昆虫の写真が並べられているのである。

ショウリョウバッタの対の触角を時計に見立て、触角の角度をさまざまな時刻になぞらえて撮影して並べた章、
いろいろな昆虫の影のみを写してみた章、アミメアリが餌を隠す課程を撮った章など、よりどりみどりである。
個人的に特に心に残っている章は「忍法雲隠れの術」「短い一生」「続・虫の住所」である。

非常に詩的な写真集であると思う。間違いなく良書である。