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初めての街で~西田佐知子ベストセレクション~

価格: ¥2,000
カテゴリ: CD
ブランド: ユニバーサルJ
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歌手の魅力、実力を満喫 ★★★★★
ラジオの深夜放送でエリカの花のちるときを聞き、歌のうまさ、個性にあらためてきづくとともにまとめて聞きたいと思って購入した。代表曲の他ウナ・セラ・デイ東京など昭和の名曲も入っており、歌手の魅力、実力を満喫できる1枚である。
西田佐知子のヒット曲の全て ★★★★★
彼女の他の全曲集との違いは、1979年11月に発売されアルバムタイトルとなった「初めての街で」の2つのヴァージョンが収められているところでしょう。ご存じの菊正宗酒造のCMソングの原曲にあたります。ジェロがカヴァーしたことにより、再び脚光を浴びているので標題に持ってきたようです。サビの箇所は♪やっぱりオレは ひとりじゃーない♪と歌っています。

代表曲「アカシアの雨がやむとき」は名曲だと思います。彼女特有のけだるい雰囲気を持ったハスキーヴォイスは、当時の流行歌手にはない魅力がありました。イントロを聴くだけで歌い出しが出てきます。1960年当時の世相を反映したようなヒット曲でした。

橋本淳作詞、筒美京平作曲・編曲の「くれないホテル」は名曲だと言われていますが、レコード発売当時はあまり売れなかったそうです。セブンスのコード進行を使用し、少しジャジーなハーモニーがオシャレです。1969年当時の音楽シーンを考えますと、垢抜けていますし、彼女の声質に良く合っている曲です。

彼女はスタイルの良い美人歌手というイメージでした。歌も容姿も優れており、人気がでるのは当然でした。ここに収められている「コーヒー・ルンバ」も有名な曲です。「涙のかわくまで」なんて聴いていたら、いしだあゆみの先駆という感じです。雰囲気がピッタリですし、より情感が感じられます。

「エリカの花散るとき」「赤坂の夜は更けて」「東京ブルース」「女の意地」「涙のかわくまで」とヒットした曲も多いですね。1971年に関口宏と結婚した後、ほとんど表舞台には登場しませんが、却ってその方が「伝説」となって良かったと思います。