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Sociology

価格: ¥4,408
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: Blackwell Pub
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厚い!けど美しく面白い! ★★★★★
1000ページ超の大作だが、素晴らしい写真、興味深いコラム、そして事実や諸説を列挙するだけではなく筋道立てて説明する達意の本文のおかげで無事読みきることができた。

この本自体はあくまで教科書なので何か解答を与えるようなものではない。しかし世界について何か考えようとしたときに、考える糸口と道標は十分に与えてくれている。社会におきている出来事を整理して、じっくり考えてみたいという人に是非おすすめしたい。

ただ、著者がイギリス人なだけに、実例が西欧、特にイギリスからみた問題に偏ってしまうのは仕方のないところ。そこは他の本で補う必要があるだろう。

なお旧版の邦訳(社会学)が存在するが、立ち読みした限りでは白黒印刷で、原著と比べ全く魅力的でない。原著の「セクシーさ」を堪能するためにも是非原著に挑戦することをおすすめする。
社会学を勉強するのに最適! ★★★★★
分厚い本なので、本が届いて梱包をといたとき一瞬ひきますが章ごとにまとまっているので、好きなところから読んだらいいかと思います。また、章末には要約もついていますので、ご自身の理解度を確認できるかとおもいます。
わたしは、翻訳版をみていませんので訳の善し悪しはよくわかりませんが、英語ができるなら迷わず原書を買えば良いかと思います。学生にはこの原書は少し高いですが、この本を入門として、あとはご自分の興味のある各理論や著者にあたっていけばよいかとおもいます。ただ、ペーパーバックですので大切に扱わないとすぐ本が汚くなってしまうのが悩みの種です。
楽しく読めました ★★★★★
以下は社会学の教養ゼロの60才・理系のおじ(い)さんが通勤電車で2ヶ月かかって読んだ批評です。全体を1章づつバラバラにして持ち運んでいたのでちっとも重たくありませんでした。各章は例外なく約50頁でしかも見開きの右側頁から始まるので切りやすかったです。

1.初心者に分からせる工夫が随所にしてあります。各章は必ず印象的な事例で始まり、十分問題を浮き彫りにした上で本論に入ります。良く吟味された写真・表・グラフ・コラムを駆使して立体的に分からせてくれます。平明な英文で丁寧に説明してあるので思わず引き込まれ納得しながら楽しく読み進めます。社会学に関心がなくとも、社会に関心のある高校生なら十分読みこなせる内容です。

2.世界中の「社会」が今抱えている問題の鳥瞰図を与えてくれます(特に私は日本も含めた先進資本主義社会がこうも似ていること、つまりグローバル化はある意味で既に終わっていることに大きな衝撃を受けました)。 

3.理論的な面も興味深く適切に解説されています(と思います)。例えばマックス・ヴェーバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」の要約は見事です。ヴェーバーの流れを汲む研究者、あるいはそれとは違う流派(例えばマルクス主義)の研究者の学説も各章でそのつど解説されていきます。著者はどう考えるかも逃げずにきちんと表明されます。

4.従来の社会学が男性主体で(男性研究者が男性を対象に)進められて来たことを認め、著者自身の社会学はそうならないように誠実に努力する姿勢が随所に見えています。

5.付随情報が十分用意されています。 本文中随時他の頁を参照するよう促すコメントがパラグラフを改め太い活字で書かれていて大変ありがたいです。各章の要約が素晴らしいです。重要な社会学上の用語は用語集にまとめてあります。これも大変便利でした。
社会学系院試の英語攻略に。 ★★★★★
700ページ超の大著で、全部英語なので、まあなかなか大変かとは思いますが、このレベルを辞書を引き引きでもいいので読んでおくと、英語文献を読みこなす時すごく楽になりますね。。
英語のレベルとしては、使用単語にしろ、文章の硬さにしろ、ちょっと固めの英字新聞やTIMEやNEWSWEEKレベルですね。
社会学の入門書として最適です。
和訳ものは、はなはだ意味が不明瞭なところ、誤訳などなど、不整合部分のオンパレードで、まあなかなか怪しげな代物なので、原著を読むのがいいかもしれません。

社会学系の院試の英語部門攻略のためにお勧めです。
社会学の入門書としては最高の部類の一冊。是非英語版で。 ★★★★★
本書では、既に古典といわれる社会学の諸理論から現在学会で議論されている問題まで幅広い問題意識が網羅されており、社会学の入門書としては現時点では最高の部類の一冊だと思います。
社会学に限らず、民俗学、地理学といった隣接分野の学徒にもお勧めです。

特にお勧めしたいのは、「グローバリゼーションと変わりゆく世界」「メディア」「都市と都市的空間」の各章です。
欧米の論壇での最新の学際的知見が得られるかと思います。

初めて見る方は本書の電話帳のような厚さに驚かれるかと思いますが、各章の最後に要約が箇条書きでまとめられており、とりあえず要約の部分だけ通しで読んでから関心のある章を読み直すといった読み方もできますのでご安心を。

なお、前の版を元にした日本語版も出ていますが、訳がかなりアヤシイので正直お勧めできません(笑
是非英語版でどうぞ。