犬夜叉とかごめの出会いから、ふたりのラブラブぶりを再録したものだろうと思ってそんなに期待もせずに購入しましたが、実際読んでみると良い意味で期待はずれでした。
選ばれたエピソードを見ると、原作者の高橋留美子氏が犬夜叉とかごめの関係をどう描き、どう伝えたかったのかが、とてもよく分かる選出になっていると思います。
コアなファン向けの話になってしまいますが、一時期ネット界では「犬かご贔屓」とか「犬桔派」とか、ファン同士の対立や固定キャラのけなし合いが度を越えて行われていました。でもこの『犬夜叉とかごめ』を読むと、桔梗なくしてこのふたりの関係は語れないということがよく分かります。他のラブラブシーンはさて置いて、ほぼ全編にわたって桔梗がらみのエピソードが選ばれています。
桔梗の話ばかり・・・と思われた方もいたでしょうが、それが高橋氏のメッセージであり、改めて理解して欲しかった３人の微妙な関係なのだと自分は捉えました。
『犬夜叉』を、単に犬夜叉とかごめのラブストーリーではなく、そこに桔梗を加えた３人のドラマとして描いた高橋氏の、キャラ達に対する愛情を改めて知ったように思います。
確かにコミックス全巻を持っている者にとっては知ったお話ばかりなのですが、その絶妙な選出には改めて唸る次第で、☆５つを付けさせて頂きました。

アニメでしか知らない方にも、原作のキャラクターの素晴らしさを、ぜひこの本で読んでいただきたいです。

タイトル通り、どのサイトを見ても酷評多い犬かご本。
ですが、話がわからないと困る、(特に犬夜叉をあまりしらない)読者さまの為に1つの話を最初から最後まで載せているため、ある程度仕方ないかも…と思います。
私は犬夜叉の大ファンなので、900円くらい!って感じで買いました★
桔梗あってのかごめです。
桔梗が居なかったら、
犬夜叉とかごめの絆はここまで深くはなかったと思います。
なので評価は高めにさせていただきます★

広告において犬夜叉とかごめの恋愛エピソードの編集版、と記載が多く目立ちますがその実内容は全く食い違っていて犬夜叉と桔梗のエピソード、それをひたむきに我慢して支えるかごめの話ばかりで題名と内容が著しく食い違っています。
コミックを全巻お持ちになっている方には全く必要がないもの、かつ「最終巻へ続く」といったセット購入をせざるを得ないなんとも中途半端な終わり型となっております。
また、高橋先生の終了を迎えてのコメント等新作ページもないことが非常に残念です。
雑誌の保管、本編の補完なにひとつ出来ていないため星も最低レベルです。

留美子先生もののコレクション目的で購入しました。

本屋でみかけなかったのでamazonで買いましたが
コンビニでよく売っている廉価タイプの漫画ですね。
廉価本というわけで紙質も単行本というより雑誌に近いです。

コレクション目的での購入はあまりお勧め出来ないです。
約900ページのボリュームは置き場所に困る可能性もあります。

裏表紙の「高橋留美子最新作　今春始動!!!!」には興奮しました。
新作期待してます!!

仮にも最終回記念なのだから、高橋先生のコメントぐらい載せてもらいたい。
内容は過去のエピソードを再収録したもので、コミックスを全巻持っている人は読む必要がありません。
ですが、手元には置いておきたいですね。
ボリュームは凄いです。
是非、高橋先生のコメントを載せた上で、今度は「犬夜叉と桔梗」なり「弥勒と珊瑚」なり出して頂きたい。