すっごくイイです(^^♪
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主な内容は、映画『カジノロワイヤル』の撮影風景ですが、映画を見た人には「あのシーンは何月何日に撮ったのね」とか、「ああ、あのシーンはこんなふうに身代わりを立ててたんだ」とか、わかって、何か得した気分になれます。
個人的にいちばん気に入ったのは、2005年10月10日のニューボンドお披露目直前に撮ったと思われるダニエル・クレイグのプライベートショット。恋人のサツキさんを抱擁してる(エージェントのサリーさんも同じ室内にいます)写真ですが、すごくいいです。見ているこっちまで幸せな気分になれました。
しかし、普段はちょっとだけかっこいいだけのフツーのおじさんに見えるダニエルが、一旦撮影に入ると顔つきばかりか体つきや人格まで違って見えます。本当にスゴイ役者さんなんですねえ。
巻末にいくつかの写真をピックアップして、撮影者とダニエルのコメントが載ってます。ダニエル・クレイグのインタビュー記事はあまり露出してないので、これも貴重かもしれません。
映画カジノロワイヤルをご覧になってダニエル・クレイグのファンになった方にとって、買って損はない1冊です。(洋書なので全文英語ですが、中学英語程度で理解できます)