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旬の演劇をつくる10人―インタビュー集 (シアター・ナウ)

価格: ¥2,100
カテゴリ: 単行本
ブランド: あづき
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:日本劇団協議会/編 出版社名:あづき シリーズ名:シアター・ナウ 2 発行年月:2005年03月 関連キーワード:シユン ノ エンゲキ オ ツクル ジユウニン インタビユーシユウ シアター ナウ 2 しゆん の えんげき お つくる じゆうにん いんたびゆーしゆう しあたー なう 2、 アズキ アズキ あずき あずき、 アズキ アズキ あずき あずき いまが旬の演劇人に辣腕の演劇記者、評論家が挑むインタビュー・シリーズ第2弾。夢を追い求め、こだわりに生きる芝居づくりのプロ達の本音と極意に迫ります。本書での発言、やりとりは現代演劇史の証言・記録としても重要なものばかりです。舞台写真など魅力あふれる写真80葉を掲載。演劇ファン、芸術家や旬の人々の発言に関心をお持ちの皆様に広くお薦めします。 いのうえひでのり-夢はブロードウェイのようなロングラン永井愛-「普通の演劇」への到達とこだわり中村勘九郎-「歌舞伎」の楽しさを追い求
萬斎さんの知に触れる格好の書 ★★★★★
久しぶりに中身の濃い本を読んだ。少し難しい言葉もあるが、「萬斎でござる」(朝日新聞社)や「狂言サイボーグ」(日本経済新聞社)では味わえなかった貴公子萬斎さんの知の世界にたっぷり浸ることができた。聞き手の力によるところもあるだろう。
役者や演出家として能楽堂の外でも活動中の萬斎さんの思いも知ることができた。特に「日本演劇」のための演劇人養成のくだりは、人物の視野とスケールが人並みでないことを端的に表していてうれしかった。
狂言は江戸時代には殿様が観ていた超贅沢なお芝居である。200年の時を経て誰でもお小遣いを節約すれば観に行けるようになった幸運を感じずにはいられない。
舞台づくりの裏側には友達づくりあり ★★★★★
 家庭の中の独り芝居なら一人でもできます。教室や職場の独り芝居もたいてい一人でやります。でも舞台の上で、観客を巻き込んで演じようと思ったら、決して一人ではできません。
 どの人の証言にも実にたくさんの人名が登場します。多くの演劇人に混じって家族が登場する人もいます。芝居というものが、いかに大勢の人々に支えられ、人間関係と自己成長の中で出来上がっていくかを実感させてくれます。
 特に大竹しのぶさんをめぐる人間模様は単に華麗なだけでなく、なぜ今日あれだけの演技があるかを教えてくれます。例えば「売り言葉」(野田秀樹作・演出)という芝居は、いろんな人の人生と重なっています。観にくる側の人たちの人生、舞台を去り家庭の人として夫を舞台に送り出している人たちの人生…、そしてお決まりのように出てくる渡辺えり子さんという名前。
 えり子さんがいかに芝居が好きで好きで、それから熱心で、夢中で生きているかまで伝わってきます。似たような事実を勘九郎さん(現・勘三郎)も語っています。語らせた側の聞き手にも拍手を送りたいインタビュー集です。プロならではの舞台写真とともに堪能しました。