良い曲が多い、戦闘曲がおすすめ
★★★★★
光田康典さん作曲の音楽だが、ゼノギアス、クロノクロスなどと印象の違う曲に仕上がっている。
好みは分かれると思うが、こちらはオーケストラを駆使してゼノサーガの映像にあった音楽を提供している。
(ゼノサーガ・エピソード1は2001年に発売されたが、映像はS2の中でもかなり多い)
美しい曲が多く、Battle、Last Battleといった戦闘曲もこれまでのゲームにはない音色を奏でている。
ゲームを最後までクリアした人なら音楽を聴いているだけでゼノサーガ1の世界を追憶できるできるだろう。
ジョアンヌ・ホッグ氏の歌う2曲のテーマソングもゲームファンならずともぜひ聴いていただきたい美しい曲である。
モノリスソフトは「バテンカイトスシリーズ」でも見られるようにゲームサウンドには定評がある。
ゲームミュージックが好きな人なら、このCDは間違いなくお買い得な1枚である。
新版が発売されているが、こちらでしか聴けないバージョンもあるので安易に売らない方がいいかも。
個人的には買ってよかったと思える一枚で、ゼノサーガ2、3も光田さんに作曲してほしかったほど何度も聴き返した。
静かで優雅な曲から力強く壮大な曲まで幅広く収められているので、ぜひ一度聴いてみていただきたい。
ゲーム音楽なら☆は5つ。ですが・・
★★★★★
映像音楽なら間違いなく☆1つがつきます。映画を意識してはいるが映像音楽になりきれていない、映像音楽もどきだからです。
映画で使われるオーケストラとどの辺りが違うのかは、ハンス・ジマーの手がけてる曲と聴き比べてもらうとよく分かると思います。
今回は不出来と言われるのに首肯できてしまうのも何だか悲しい。
3の梶浦さん同様、作曲の際かなり窮屈だったのでは。
ナムコ・モノリスソフトは畑違いの仕事をさせて才能を潰す、ヒドイ会社だ。
壮大さを感じることが出来る作品
★★★★☆
かなり映像を意識してますね。それゆえにメロディーがとり辛いです。
1回や2回しか聴いていないと「よく分からない」という感想で終わってしまいそうです。
聞き込めば素晴らしいオーケストラを実感できますが、やはり光田さんの持ち味は
クロノトリガーやクロノクロスのような「メロディー重視の音楽」にあると思うんですよね。
オーケストラもいいんですがやはり私の抱く光田さんの音楽と違いすぎるので
若干受け入れ難い、よって星は4個にします。
光田氏再発見
★★★★★
クロノトリガーで鮮烈なデビューを果たした光田氏(ロマサガ2にも名前がでていた)。その力量をさまざまと見せ付けられた。そしてゼノギアスで誰もがはまる。しかし、クロノクロスはオープニングの印象こそあれ、全体的に好きになれなかった。光田氏もここまでかと思っていた。しかし、このサントラをきいてそれは杞憂に終わった。すばらしいピアノ曲。2曲しかないがあまりにも存在感のあるバトル曲。そして、ロンドンフィルが奏でる壮大な曲。そして、叙情的にジョアンヌ・ホッグが唄う“Pain”“Kokoro”。
またしても光田氏の力量を見せ付けられた。
ファンなんだけど
★★☆☆☆
なんというか、光田氏は「ゲーム音楽」をやらせればうまいのかもしれないが、
「映像音楽」や「映画音楽」をやらせるとめちゃくちゃだったということだろうか。
大多数のイベントシーンの曲はつまらないが、少数のゲーム部分の音楽(Battle、Life Or Death、U.M.N.Modeなど)は素晴らしいというのは、
ゼノサーガという「映像ゲーム」のサントラとしては皮肉がすぎませんかね?
光田氏はプロフィールで「作り手の意図が感じられない音楽は嫌い」らしいけど、このサントラがそうじゃないのか?
中身(演奏)は豪華だけど何も感じない。