今回も作・編曲は松尾氏、岩田氏、崎元氏の3人。基本的には松尾氏の楽曲が半数を占めていて、しかも初代オウガバトルのRevolt(原曲は崎元氏作曲)とAccretion Diskのリアレンジを手がける等松尾ファンにはたまらない内容になっている。もちろん岩田氏も少数ではあるが新曲を書き下ろして(岩田氏は今作ではサウンドプログラムも担当していた)いるので前2作を担当した氏の独特の世界観は今作にも受け継がれている。
しかし前作、前々作からの使い回しも多く、未収録曲やMIDIアレンジに魅力を感じる方でなければ、無理して買う必要もないと思う。逆に単なるサントラとして楽しむ分には、ベスト版的な内容になっているので、3人の音楽性を知るにはうってつけの一枚だ。