ただ、ファッションデザインについて云々書いてあるのではなく
はじめに人体プロポーションの正しい描き方、
次に洋服のつくりやパーツの名前
そして洋服を着た人体の描き方
最後にデザイン画の色の塗り方(アナログ、CG)…
といった構成になってます。
ファッションデザインをするにはどうすればいいのか~
が書いてあるのではなく
ファッションデザイン画を描くにはどうすればいいのか~
が書いてあります。
実際に著者の高村さんが、講師として教える際に
この本と同じような内容で教えてこられたそうなので、
じっくり読んで実践していけば、かなり実力はつくと思います。
洋服の構成では、ズボンやスカート・シャツ・上着など
名称と種類がそれぞれイラストと一緒にたくさん書いてあって
資料としての活用方法も十分にありますね~。
CGの塗り方では、スキャンの仕方や塗り方だけでなく
テクスチャの作り方、柄(花柄・豹柄・ファーetc...)の描き方も書いてあって
表現の幅が広がると思います。
ファッションデザイン画が描きたい方だけではなく、
純粋にイラストを描きたい方にもオススメです☆