うむ・・
★☆☆☆☆
どういうバンドなのか良く分からないまま購入して聴いてみました。
全然引っかからなかった。UKで人気があると言うことなので、もう少し聞き込めば何か変わってくるのかも知れないけれど・・・
今のところは単調なリズムと、焦点の合っていないようなアレンジしか残ってこない。
好みの問題ですが、私はだめでした・・。
エレクトロR&B+メランコリック・コーラスの2nd
★★★★★
実は順番が逆で、
KASABIANをはじめに知ったのが
この2ndで、そのエスニックな音感に焦って1stを
買い足した。
結論として両方良かった。
お金のある人は両方買った方が良い。
でも予算の無い人には、無条件この2枚目を推薦する。
オープニングの「Empire」、「Shoot The Runner」とダークビート
でありながら口ずさみ易い曲が続き、「British Legion」は
アルバムに変化をつける為に欲しい一曲。とここまでは1stと
良い勝負であるが、最終曲「The Doberman」でKASABIANが
一段と成長したことがはっきり判明。
陰鬱なギター・イントロにエレクトロR&Bのボーカルが入り
そこにメランコリックなコーラスが華を添えていく。
聴き終えて暫くは
「They never had no future/
they never had no past…」
このファルセット・コーラスが゙いつまでも頭の中で繰り返される。
この曲の質の高さは、ある種ストーンズの「Gimme Shelter」
に通じる黒魔術ソング的力強さである。
確かにクリストファー・カルロフというもう一人のソングライターが脱退したことは
この先影響が無いとは言えないが、
セルジオ作詞作曲のこの曲を聴くと
この世界観がよりKASABIANにはあっている気がする。
えんぱいやぁぁぁ!!
★★★★★
プライマルに似ているかもしれない。オアシスに似ているかも知れない。
でも彼らの波に乗れなかった16歳にとって偉いのは、リアルタイム、今ノリにノレる奴らなのさ!!
と思います。
UKロックらしさの出た一枚
★★★★☆
待ちに待った新譜ですが、一枚目とはかなり雰囲気が違います。
一枚目はデジタル色が強かったのですが、今作はドラムの打ち込みもしっかりして、
骨太になったというか、音に厚みが生まれています。前作より迫力があります。
それと同時にカサビアン独特の病み付き感は健在。
シングルのEmpireはもちろん、2曲目のShoot the Runner、8曲目のStuntmanなど、
かなり踊れるナンバーも相変わらず収録。ついリピートしちゃいます。
10曲目のBritish Legionでは今までにない顔も見せてます。UKロックに特徴的な
哀愁メロが印象的。
ラストのThe Dobermanは民族音楽のような強さと悲哀、けだるい雰囲気が入り混じっている。
こんな才能もあったんだ!と、彼らの成長を感じさせる一枚。
まぁ、二枚目出すまでに時間かかりすぎでしたけどね…
何か足りない
★★★★☆
タイトルトラック"Empire"により幕開け。骨太なビートが縦のリズムを造形し、小気味よく刻まれ揺れるメロディと共に波状のグルーヴを形成していく。音の基本型は前作同様ながら、小規模な転調の導入、ストリングスやバックコーラスといった煌びやかなファクターを前面に押し出し鳴らされるサウンドからは、前作において『黒さ』を醸していた響きがかなり払拭されたように感じられる。
ためか、どうにも軽佻浮薄な感触が付き纏う。それが天然のモノではなく例え造られたモノであったとしても、ロックのダイナミズムや揺れ動くグルーヴの快を感じる瞬間が、前作では確かに其処此処に在った。しかし今作、とりわけ中盤から終盤にかけては、ただただメロディが流れ去り、何らの凄みを見せることなく終わってしまうようで、まるで刺激や面白みが感じられない。
土着の民族臭を感じさせる、煌びやかなストリングスが華麗に弾けるTr.4"Me Plus One"などは、ドヴォルザークのスラブ舞曲を思わせるところなどもあって面白いのだが。クラスの優等生になったというよりは、目立たぬ凡の子になってしまったような、多分に物足りなさを覚えたというのが正直な感想の一枚。