2作目
★★★★★
このアルバムには、1曲目からジョン作のノリの良い「It Won't Be Long」、ポールの初期代表曲の一つ「All My Loving」、ジョージのシンガーソングライターとしてのデビュー曲「Don't Bother Me」、リンゴの歌う「I Wanna Be Your Man(彼氏になりたい) 」(ビートルズと同期のローリング・ストーンズに提供された曲でもあります。)などが収録されており、内容の濃いものになっています。
14曲中6曲がカバー曲ですが、ビートルズが尊敬するチャック・ベリーの「Roll Over Beethoven」など、
オリジナル曲以外でも聴いていて楽しくなる曲や心地良い曲がたくさんあります。
ビートルズムーブメントの起爆剤 第二弾!!
★★★★★
このアルバム。
2ndでデビューアルバムではないし。
ジャケットも有名でないし。
ビートルズの有名曲もあるわけでもないし。
大して買う価値ないかな… と思われかねませんが。
ちょっと待ってください!!!
聴いてみてください!
一曲目の「It Won't Be Long」から強烈な印象で
これはなんだ!? と心わしづかみされます。
「Please Mister Postman」ではビートルズの
コーラスワークに心酔してしまいます。
全世界にビートルズムーブメントを
巻き起こす訳がこのアルバムにはあります!
…Rockの故郷である Rock 'N' Roll…
その Rock 'N' Roll の魂、力が、
このアルバムには凝縮されています。
ストレートなRock 'N' Rollが好きな人は
このアルバムを好きだとあげる人も少なくありません。
前期が好きなビートルズファンにとってこれは大名盤です。
ビートルズ入門者にも薦められるだけの十分な内容がここにはあります。
ジャケット写真がイメージを決定づけた、充実のセカンド!
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かっこいいいジャケット写真がビートルズのイメージを決定づけた2作目。余程のビートルズファンでなければ、有名曲は(3)くらいの、地味〜なアルバムかもしれないけど、デビュー作の勢いそのまま、より完成度を増した好盤!
ビートルズの歴史は録音技術の歴史でもあるけど、当時はまだ2トラック(!)でモノラルが主流。初CD化も4作目まではモノだったくらい。けど時代は21世紀、確かに「ボーカルが右、楽器が左」の擬似ステレオだけど、これからの若い世代に伝えていく“世界標準”としては、今さら“モノラル”というわけにもいかず、“ステレオ”を標準としたのは正しいというか、やむを得ない選択でしょう。
で、音の分離がクリアに浮かび上がったリマスターですが、今作は技術の進歩も痛し痒しで、確かに音はぐっと良くなったけど、予想されたこととはいえ、やはり音はスカスカで、旧CD盤の方が慣れ親しんだ分いいという人がいることもわからなくはないですね。
ただ内容は充実してますね。冒頭3曲のオリジナル曲が強烈だし、初のジョージ作(4)も健闘してるが、カバー曲が特に充実。ポールが唄う(6)は絶品だし、ジョージの代表曲となった、C・ベリーの(8)も素晴らしい。また(7)(10)(14)のモータウン系の曲も、ビートルズの意外な“黒さ”を醸し出していて興味深いですね。(7)はカーペンターズでも有名ですが、こちらのバージョンが数段上だと断言します。
個人的には、前作より好き。
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購入した時は、何気なく聴いていましたが、これは、ちゃんと聴き込むとかなりの好盤だということが分かります。
1曲目から、最後までシングルでは味わえないビートルズらしさが全開です。
いわゆる世間一般のイメージに一番近いビートルズがここにいます。
初期のアイドル路線ではありますが、逆にこれは、中期、後期では聴くことはできない、ドライヴ感溢れるフレッシュな魅力があります。
モノクロジャケも印象的な名盤。
ビーチボーイズが好きでしたが
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ビートルズが日本で騒がれだした頃は、ビーチボーイズの方が好きでした。
高校の放送部で、毎日ビートルズの依頼(リクエスト)があり、かけているうちに、
ビートルズの曲の録音技術のすばらしさにはまっていきました。
制作側にすばらしい人か、すばらしい技術か、すばらしい感性があったのかもしれません。
このアルバムで、曲名を覚えているのは
「Please Mr. Postman 」と「Hold Me Tight」だけでした。
聞くと、ああ、なつかしいと思うものばかりです。
ある時代を作った録音群、編集群のひとつとして貴重だと思います。
自分では、結局編集技術については、最近まで体系化してきませんでした。
ソニーの動画を含めた編集機材をそろえて、編集技術の講習を受けてから、
再度、ビートルズ曲の編集技術のすばらしさに感動しています。