PCに興味のある少年少女へ!
★★★★☆
コイツはなかなか面白かった!
本屋で立ち読みで読破ww
コンピュータとは何ぞや?といった基本的な説明から、その歴史、中身の構造、ネットワークやウィルス、簡単なプログラミングまで、ザックリとわかりやすく解説してある。
コンピュータってそもそも何よ?って思ってる大人にも読んでほしいが、コンピュータに興味を持っている小中学生に是非読んでいただきたい。
「ハッカー」とは何か御存知だろうか。
どうも一般的に通っている意味としては(メディアなんかでの捉え方としては)、「セキュリティを破ったりウィルス撒いたりして被害をもたらす悪徳スゴ腕コンピュータマニア」的なニュアンスが強いように思う。
こういう悪いことするやつはハッカーではなく「クラッカー」だというのが著者の主張。
語源は「hack」だね。「上手くやる」。
上手く説明するのはちょっと難しいが(笑)、「ハッカー」とは一言でいうと天才コンピュータエンジニアのことだ。(ザックリ)
コンピュータを弄るのが楽しくてしょうがない人種のことだ。
多分ソフトとかハードとかサーバとかネットワークとか色々あるんだろうけど。
梅田望夫氏の著書には天才プログラマ的な書かれ方がされていた気がする。
ちょっとね、ハッカーとまではいかなくても、もっともっとパソコンやネットワークを知りたい、上手く使ってみたい、面白い!って気にさせてくれる。
触発されてちょっとプロンプトいじってみて、ぶっちゃけよくわかんないけど、これもわかれば楽しそうだな〜。
ウィルスとか(被害を出さず、寧ろなんかを便利に使うようなものっていいなぁ)自分で作れたらきっと楽しいべw
ちょっとサプライズ的なウィルスソフト、送りつけてみようかな、なんてねw
設定が生かしきれていないというか
★★★★☆
「スーパーハッカーが教える、コンピュータ・ハッキングの基礎知識!」ということで、『ブラッディ・マンデイ』作中のハッカー、ファルコンがコンピュータなどについての解説本。
まずコンピュータがどういった歴史をもっているのか、どういった仕組みなのかから始まり、プログラミング言語やOS、インターネットに関わる用語や概念、最近話題となっているクラウドなど色々書かれています。一つの話題に対して見開き2ページから6ページでまとめており、自分のペースで読めるように配慮されています。
また初心者を想定してかなり噛み砕いた表現をこころがけているようです。マンガ『ブラッディ・マンデイ』の単行本の空きページに作中の用語解説を載せていましたが、あれが台詞調になっていると思えばイメージできるかと。あと作中のイラストカットが沢山使用されています。図解雑学シリーズなどの本で、解説のイラストにマンガの登場人物が出てくる版、かな。
マンガでインターネットやハッキングに興味を持った人が読むにはいいかもしれません。作中に出てきたやりとりを理解してよりマンガを楽しみたいという人ならうまく活用できると思います。
が、そうでない人からすれば中途半端なイメージは否めません。入門編であり広く浅く扱っている所為か専門性は高くないですし、かといって番外編や解説のマンガがあるとかそういったサービスもありません。コラムや十進BASICで実際プログラミングしてみる企画は面白かったのですが。
マンガのシーズン1を読み終えていない人は気をつけてください。『K』が誰か分かってしまいますので。