映画の臨場感がよみがえる!
★★★★★
正直、このサントラを買ったのは遅かったです。
映画「序」を見て、”Music from 〜”のCDを買い、
映画「破」を見て、サントラを買い2枚セットになっているのに気が付いて、
初めてこの「序」のサントラの存在を知ったからです。
でも「破」の2枚組の時にも同感でしたが、映画の興奮を追体験できる音楽集だと思います。
これはエヴァの鷺巣さんの音楽自体の素晴らしさと、もう一方で絵と音の一体感を実感でき、
映画の感動を蘇らせることの出来る貴重な体験ではないかと思っています。
Fly Me To The Moon (In Other Words) -2007 MIX
★★★★★
Fly Me To The Moon (In Other Words) -2007 MIXは劇場で予告編に流れた楽曲。宇多田ヒカルの原曲は確か10年くらい前のアルバムに入っていたような記憶があります。2009年「破」見てきました。ブルーレイ版1.11も買いました。ほんとに遅ればせながら・・、このアルバムを
今日買ってきました。とても乱暴な言い方ですが、端にも棒にも掛からない作品などどうでも
よいのです。大人がどうにかしようとみんなで知恵を出し合ったフィルムだから、何か残ったのです。このサントラが十余年のエヴァの積み上げの上にある音楽の粋です。テレビのスコアがまんまではないこと。アレンジは重厚に、そしてポップでロックでもあります。
Fly Me To The Moon、えらい作品になるだろうエヴァ「Q」。「破」がえらい作品だったから
買った「序」のこのサントラ。いいものには銭をだします。それがファンですから。説得力無くてごめんなさい、とほほ。
※最大音量推奨※
★★★★★
あれ?サントラ第二段?等と思いきや中身は前回発売のアルバムに数曲追加したもの…
宇多田さんのCDも持っているけど、蒼いレジェンドやFALL in STAR等も含め1枚に入っているから。
こんな理由と、コレクション的意味から購入しました。
しかし、またしてもやってくれました。
同じでは無かったのです。
とにかく聴いてみてください。
圧倒的な情報量と臨場感。前作の劇場版サントラでもこんな事は無かったです。
是非とも良いオーディオシステムで可能な限りの大音量で視聴して下さい。
もちろんヘッドホンでも構いませんが、出来る限り高性能なものをご利用ください。
普通のCDは音量を上げれば音が大きくなります。(当然ですね)
このサントラは音量を上げる事で劇場の空気感が再現されます。
なお、電車内等でお聴きになる場合は周囲に迷惑がかからない程度の音量でお楽しみください。
尚、トラック37・38に関してはノーコメントという事で。(笑)
サントラに必要なのは完全収録?それとも作品としての質?
★★★☆☆
厳しい意見かもしれませんが、三石さん(ミサト)の3曲はフルレングスで入れる必要があったのでしょうか?
ボーナストラック扱いだし、いまやレアな楽曲なようなのでサービスサービス!〜な感じ、なのでしょうが、80年代っぽい楽曲なので非常に違和感を感じてしまいます。
他の鷺巣さんの楽曲がそうであるように、今回は劇中どおりショート編集して入れるべきだったのでは?
三石さんの曲のフルレングス版は、どうせ何年か後に 新劇場版サントラBOXとか出すでしょ?(笑)
その時に収録すればよかったんじゃないですか?
ただ今回の場合、鷺巣さん名義のアルバム「EVA 1.0」が先にあったので、どうしてももう一枚買わせるためのサービスが必要だったのでしょうね。
宇多田ヒカルさんの2曲がキングレコードに収録される!ってのはそれほどサプライズじゃないですから。しょせんは既出曲ですし。
しかし、予告編のFLY ME TO THE MOON 〜 劇中通りの鷺巣楽曲 〜 BEAUTIFUL WORLD 〜 次回予告 の流れが気持ちいいので、そこでビシッと終わらせたほうがカッコよかったと思います。
ボーナストラックを入れたいのならオマケの別ディスクとして2枚組にすればいい。それをネタに限定とか価格のつり上げとかは無しでね。
サービス満点
★★★☆☆
作曲者、鷺巣詩郎名義にて発売されたフルサイズ盤(KICA-887)は起承転結、ひとつの曲としてそれぞれに「法則」があるのに対し、こちらは画に合わせた本編使用編集サイズ盤のため、各曲の「オイシイとこ」を抜き出し、それを存分に味わう事が出来るアルバムです。
TV版楽曲タイトルでの「あの人」(#09)や「この人」(#10)のテーマバリエーションをはじめ、ピアノアレンジが非常に印象深い(#30/#34)など、フルサイズ盤未収録曲も充実。
ブックレットもシンプルながら、作曲者のコメントや、TV版楽曲タイトルと対比させた丁寧な解説もあり良かった。
音と画の絶妙なシンクロ具合がTV版以来、本編のひとつの魅力となっていますが、
『作品における音声と映像の割合は5:5』
…と、音の面でも疎かにしない庵野総監督のこだわりと、収録時間いっぱいいっぱいのサービス精神もうかがえる一枚でした。
なお、5つの歌曲(宇多田ヒカル、三石琴乃)はいずれもフルサイズ収録です。