『目からウロコのジャズ・ギター』の著書でもお馴染み
人気ジャズ・ギタリスト菅野義孝のサード・アルバム
タイトルはズバリ『ジャズ・ギター』。前作から7年振り&3枚目となるリーダー作。ブレント・ナッシー(b)と横山和明(ds)とのギター・トリオという編成もシンプル且つストレートで、タイトル同様に気持ちいい。「Mach the Knife」「Don't Get Around Much Anymore」「Stompin' at the Savoy」「The Shadow of your Smile」といった名曲でのプレイも素晴らしいが、菅野の3曲のオリジナル~懐かしきジャズ・ギターという雰囲気のイントロが印象的な「For River」、クールで哀愁漂うギターが最高の「Thank you H.K.」、カリプソっぽいサウンドの「Jumpin' at the Riverside」も秀逸。(加瀬正之)