子供に超うけます!
★★★★★
保育園児から小学校低学年まではもうわくわくどきどきの釘付け状態で絵本にのみ込まれていました。
「この子がお母さんを探しに行くよ。一緒に探す?」という言葉から初めて、1ページずつ私がめくっていくと、そのたびに歓声や笑い声、悲鳴などなど。
言葉がないからこそいろいろ感じるのでしょうか。
たくさんの人数でちょっと驚かそう!と思いながら子供に見せてあげてください。絵本よりも子供たちの表情のほうが面白いですよ。
絵と立体の相性がよい
★★★★★
The Arkは立体はすばらしいけれど、絵柄が好きになれませんでした。
Mommyは絵柄よく、仕掛けも楽しいです。ストーリーもきわめて飛び出す絵本的で、飛び出す絵本としての完成度がとても高いと思いました。
どれか一冊飛び出す絵本を選ぶなら、私はこの本です。
センダック描きおろし
★★★★☆
サブダ氏の相方、レインハート氏の新作は、センダック先生の描きおろしのPOP-UP化。センダック先生もレインハート氏のPOP-UPに惹かれたのでしょう。単にセンダック絵本の立体化に止まらず、POP-UPを前提にして、二人三脚で描いたものと思われます。ストーリーは有って無いようなもの、オチも一発ネタなのはご愛嬌。最終ページのモンスター大集合はとてもいい感じです。
ただ、POP-UPのためだけに自在にイラストを描く自作と異なり合作ですので、POP-UPとしての派手さにはやや欠ける部分があると思います。センダック先生のファンなら☆プラス1。「センダックって誰?」という方には☆マイナス0.5。
センダックモンスターのポップアップ!!!
★★★★★
ポップアップといえば、サブダが有名ですが、まったく別の味わい。センダックらしい色使いで、キュートなモンスターたちの登場の仕方もポップアップ的にもなかなかなの迫力!毎頁見開きにオチがあり、このぼうやが、結局本当に怖いもの知らずのモンスター!?ちょっと毒でクスっと笑える、センダックらしさ全開!
単語は、「MOMMY?」一語のみ。それでも本からにじみ出てくる雰囲気で、読み応えたっぷりです。子供から大人まで楽しめる本です。センダックファンなら、絶対買い!!です。