A Good Yean
★★★★☆
前作The Shop of Blossoms同様、毛糸屋主人Lydiaを取り巻く3人の生徒や姉との物語です。各章ごとに登場人物のお話が展開していくのも前作と同じです。前作の時は、ニット教室の
どの生徒にも共感できたのですが、今回は離婚した夫婦が、孫を持つ年齢になり何十年振りに再会して、まだドキドキする気持ちが残っているなんてことあるの?とか不倫された妻が、相手の女性の主人と出会って仲むつまじく語り合うなんてことあるの?Lydiaが簡単に彼とよりを戻すのもちょっとなあ・・・とか突っ込みながら読んだのでその分☆三つ位ですが、英語の勉強と思って読むには、難解な単語もなく、いろんな表現が学べるし、次はどうなるの?とスピードアップして読めるのでお勧めです!という事で☆一つ増やしました。三作目も買ってしまったので続けて読もうと思います。
3作目は来年の秋まで取っておきます
★★★★☆
9月になると毎年、少しずつ秋らしくなってくる空気に誘われて編み物を始めます。その時期にシリーズ2作目となる本作品を読みました。
1作目同様、普段ないくらいにハマって読み進めました。文体は素人くさいというか、ダイレクトな表現が恥ずかしいくらいなんですよね。ベテランの作家さんのようですが、、、。なのにどこにハマったのかというと、秘密はこの連載マンガのような細切れの体裁ではないでしょうか。複数の登場人物たちのエピソードが順繰りに、少しずつリンクしながら進んでいきます。各チャプターが短いこともあり、もう一つ、もう一つと読んでしまうんですね。
ストーリーは今回も「普通にありそうな女性の物語」、ただ今回は前回よりもさらに最後に向かって話がうますぎるなぁ!って感じを持ちました。それと毛糸屋さんの店主である主人公が生徒たちと「とってもいいお友達になった」というほど交流が描かれていないような。それに、彼女とその恋人の唐突な仲直り!あの罵り合いの後にこれって普通なの?その辺を加味して4点献上します。
日常の些細な事も素敵な物語になります。
★★★★★
毛糸ショップA Good Yarnの店主リディアと、A Good Yarnで催される教室に通う生徒(女性)3名のそれぞれの物語が同時進行で語られています。年齢も家庭環境も収入も全てが違う女性達が最初は反発しながら、教室で色々語り合うことにより親しくなって、そのうち助け合うようになり、最後は無地の親友になっていく様子に感動してしまいました。ちょとした事件がはらはらどきどきしたりの展開だったり、爽やかなロマンスがあったりと、涙や笑いなくしては読めない本でした。
ちょっぴりパワーダウン
★★★★☆
前作のThe Shop On Blossom Streetに比べると若干パワーダウンの感じが否めないです。
The Shop On Blossom Streetは本当に面白くてスイスイと読み進められましたが
どうもA Good Yarnのほうはゆっくりになってしまっている自分がいる。
それを思うとやはり面白みは俄然一作目が上だったかな?ということで☆4つ。
とはいえ、面白いは面白いです。
比較の問題で☆4つ。
Happyな読後感
★★★★☆
10代で脳に腫瘍ができたLydiaは、それを克服し、シアトルで毛糸ショップを開きます。
その毛糸ショップの「くつした教室」に参加してきた3人の女性たち、Elise、Bethanne、そしてCourtney。
それぞれに悩みを抱えるこの3人の女性たち。最初は、Lydiaもこの教室はうまくいかないかもしれないと不安に思うほどです。
ストーリーは、それぞれの女性の日常が、短いChapterで語られます。様々な出来事が、Lydiaと3人の女性たちに起こるのですが、この4人の結びつきが、少しずつ彼女たちの人生に影響を与え合っていきます。
もちろん最後は、思いがけないハッピーエンド。
Lydiaの言葉を借りれば、The fairy dust is flying all over the place.
初めはのんびりした感じで始まりますが、次々と起こる問題にしだいにのめり込んでいきます。
そして、素敵なラスト。心から喜ぶことができました。