「この本が電子書籍で読めたらいいのに」――Kindleユーザーなら
一度は考えた事があるのではないでしょうか？

Kindle国内参入により電子書籍が注目を集めていますが、
欲しい本が自由に電子書籍で買える状態とは程遠いのが現状です。
そこで『自炊』――いわゆる個人の手による本の電子化が流行しています。

そんな『自炊』についての情報をコンパクトにまとめたのが本書です。

「電子書籍の自炊って何？」
「やる気は無いけど自炊には少し興味がある」
「蔵書の山をどうにかしたい」
「iPhoneで読んでるけど、Kindle Paperwhiteではどうなの？」
「自炊やってるけど、作業中に失敗ばかりする」

などなど、ありとあらゆるKindleユーザーを対象に据え、
メリット・デメリットから機器紹介、作業中のマル秘テクニックまで、
電子書籍の自炊に関するあらゆる最新情報を盛り込みました。


本書を読めば一通りの自炊作業を行えるようにはなりますが、
決して自炊を推奨している本ではありません。
むしろ、自炊はできるだけ手を出さない方がいいという筆者の
率直な考えもまとめています。
それでも、やはり自炊は素晴らしい恩恵を与えてくれるものです。
そして、せっかく自炊するならより良い読書体験を得てほしいのです。

本書を通じて自炊の世界に触れてみてください。


文字数：約3万1000文字（新書換算で70ページ程度）