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8:30

価格: ¥730
カテゴリ: CD
ブランド: Sbme Special Mkts.
Amazon.co.jpで確認
   人気盤『ヘビー・ウェザー』以降のレコーディングから、ジャコ・パストリアス(D)が紹介したピーター・アースキンが、正式なドラマーとして加入。理想的なレギュラーユニットが完成し、ここぞとばかりにライヴ盤が録音された。
   本作は、1978年の全米ツアーの模様である。それまでのウェザー・リポートのベスト盤的選曲がうれしい作品だ。ジャコが参加したアルバム『ブラック・マーケット』『ヘビー・ウェザー』からの曲が最も多く、充実している。シンセサイザーやエレクトリックベースのフュージョン的なサウンドながら、スタンダードのDISC2<2>では彼らのルーツが感じとれる。たとえライヴでも、すべての曲をきっちり聴かせるテクニックがすさまじい。
   オリジナルはアナログ2枚組でリリースされ、DISC2<4>からのD面には、スタジオでの新録音が収められている。ラストのDISC2<7>こそ、来るべき時代の4ビートジャズといえる。(高木宏真)
最強W.R ★★★★☆
ピーター・アースキン(ds)、ジャコ・パストリアス(b)が揃い踏みした、所謂、"最強のウェザー・リポート"時代を語るライブ・テイク。'79年に行われたワールド・ツアーからの選曲となっています。
圧巻と思うのは[2]におけるJ.パストリアスとW.ショーターの白熱したバトルでしょうか。冷静を装いながらも(?)煽りに徹するP.アースキンも流石。
また最大のポピュラーヒットである[6]は全体的にやけにスウィンギーなアレンジで聴かされます(オリジナルに慣れている私のような人間には、ちょっと違和感を感じない訳でもありませんが・・・)。
総じて演奏力の高さは言うまでも無く、ファンの大歓声からも伝わってくる彼らのパフォーマーとしての才も納得させられる思いです。
既に他レビュワーも指摘されているように、本盤に限って言えば、オリジナルであるアナログ2枚組みからCD1枚へ収める為に、全13曲から全12曲へと1曲がオミットされています。ちょっと残念(オミットされたのは"Scarlet Woman")。
#故に、この価格なのかも知れませんが・・・。
確かに、CD2枚組みの完全盤も存在しますので、気になる方はそちらを入手されるのがよろしいかと思います。
コストパフォーマンス! ★★★★★
 まず、2枚買っても1500円しない、という価格に驚き。確かに13曲ではなく1曲カットになっていますが、WRのマニアでなければ問題ないでしょう。ネット配信が主流になっている欧米では、この価格も当然なんでしょうか。そのうちCDは1コイン、という時代になるのかもしれませんね。
20年、いやいや30年かっ! ★★★★★
横浜のラーメン屋で味噌ラーメンをすすっていたら、なんだか WR 8:30が聞きたくなった。
おいおい、ちと高くないかい? そう言えばレコードは2枚組みだったっけ。
あれれザビヌル死んじゃったの? だから呼んだのね〜。
昔ゴリゴリJazzファンとしては、WRって好きじゃなかったけど、このレコードは持ってた。
今聞いても凄いねえ。途中でディスク入れ替えるのがうざくなるほどだよ。
詳細を信じたばかりに ★★★★★
紙ジャケット仕様の値段で、おかしいなとは思っていましたが、これは2枚組のオリジナルなカタチです。ですから、2曲目のScarlet Woman これがなんと8:30がカットされていません。ですから、この商品の詳細は間違っています。 
到着まで知らなかったため、元々持っていた1枚ものと、2001年の2枚組と、2007の2枚組と3つも持つ羽目になりました。 ま〜それだけ、この8:30が素晴らしいんだけどね。 ですから、買いです。
追悼:ジョー・ザビヌル 超人たちが繰り広げるとてつもない饗宴 ★★★★★
本作は私にとってWRの最高傑作。8:30という欧米での公演開幕時刻がタイトルの本作LPに初めて接した時の衝撃は筆舌に尽くせない。そして何度聴いても興奮が蘇る。「へヴィー・ウェザー」でベース奏法の革命児となったジャコ・パストリアスが、本作第1曲「ブラック・マーケット」で示した躍動感には、心底エレキ・ベースの新しい時代への突入を実感した。WRで私が最も好きなのがこの曲・演奏である。前作からドラムがピーター・アースキンに交代し、WRはザヴィヌル、ショーター、ジャコ、ピーターの4超人を含むWR史上最強軍団となった。そして本作が、過去の作品の総決算的なライヴ盤となったのは興味深い。スタジオではザヴィヌルの引力が働きすぎる場面もあったが、ライヴではその制約が緩く、他の3人が伸び伸びとテクニックを競い合っている。「ティーン・タウン」、ベース・ソロの「スラング」でのジャコの斬新さ、「お前のしるし」、サックス・ソロの「サンクス・フォー・ザ・メモリー」でのショーターのスケールの大きな、情感溢れる演奏、そして正確無比のリズムをたたき出すピーター。3分足らずの「イン・ア・サイレント・ウェイ」はザヴィヌルとショーターのデュオでこの曲の奥深さとWRの原点を再認識させてくれる。しかし、4人が離散することなく演奏が締まっている点にザヴィヌルの全体をまとめあげる大きさを感じる。本作はザヴィヌルの要所でのコントロールと時に逸脱を図る他の3人の演奏が作る緊張感がたまらない。なお、本作は3/4がライヴで残りはスタジオ録音の新曲。少ない新曲だけでは明確な予報を出しきれていないが、それでも最後の曲等は次作「ナイト・パッセージ」へ繋がるものである。

追伸:ザヴィヌル氏が9月11日に逝去した。このような名盤を残した不滅の功績を称え、感謝するとともに、心から冥福を祈ります。