前作と比べてかなりで気が良く、思ったより色んなポージングが可能な事に驚きました。塗装もきれいで満足のいくものです。

首が長くて長くてキモすぎる(涙)パッケージだと長くないのに
それ以外はいいけどとにかく首が長い
はぁ・・・

ようやく購入した品が手元に届いたので楽しみに開けました。

が、固体差なのか、私が手にしたアスカは足（股間節部分？）がゆるゆるでした。
おかげで立ちポーズでの決めポーズができません。

片足立ちポーズなんてすぐに崩れてしまい残念です。
後髪が干渉して思ったようなポーズが難しいです。
3分割してあっても例えば、ねんどろのツインテールのように可動範囲が狭い事と、
髪の素材が固めのため、仰向けの寝そべりポーズ等はできません。

マリにも言えますが、前屈したようなポーズも保持力がありません。

塗装は試作スーツのスケ感はありません。

表情パーツは3つ付いてますが、前髪でかなり隠れるので笑顔と怒りの差がはっきりしません。

どうしてもリボ派というのでなければ、今後出る予定のfigmaの方が遊びやすそうです。

　今回のアスカは前回に比べて不満だった点が改良されています。
　まず前回の惣流アスカバージョンはとりあえず作った感が丸出しで、アニメにも漫画にも似ていないよくわからないアスカでした。しかし、今回のアスカはとりあえずは作品登場時の雰囲気はあります。顔も出来がよくて可愛いと思います。
　可動面では肩関節も改良されて動かしやすくなっています。一番変わって良かったのは頭部全般です。髪の毛が動くことで、表情付けや動き付けがしやすいことです。また、フェイスパーツが付いていて表情自体も変えることができるので、可動フィギュアとしての有利性は高いです。
　ただ今回もそれなりに不満点があります。まず表情の種類です。せっかくならもう一種類、流し目のクールな表情や、怒り気味の表情など、表情豊かなアスカならではのフェイスパーツがほしかったです。髪の毛の可動も前後の動きはできますが左右の動きに自由が利かないのでそこも不満点です。
　全体の評価としては概ねいいです。この価格ならば妥当ではないでしょうか。ただ、毎度の事ですが色ムラや間接など、リボシリーズで恒例の個体差があるので、店頭で買う機会があるのならよく見たほうがいいです。（個人的にはリボシリーズの色ムラは皆さんが言うほど気にはなっていません。むしろ間接のゆるさなど可動面の個体差のほうがキツイです。まぁ箱から見ただけではわかりませんが…笑）
　あとこれはフロイラインシリーズにいえることですが、やはりポーズが硬いです。箱に出ているポーズは決まりますが、自分でいろいろ試しても、基本は素立ち＋αくらいのポーズがしっくりきてしまいます。現段階ではまだわかりませんが、場合によってはフィグマのエヴァシリーズも視野に入れたほうがいいかもしれません。

前回のアスカは何というか、残念な出来でしたので(特に顔。無表情に近いし頭が大きい。)今回のリボには自分的にかなり満足です。塗装に関しては《スケスケ感》は今の技術ではこの辺が限度かな、と。(普通にクリアオレンジを薄めに吹けばもう少しいい感じになったかも。)あとは可動箇所が増えたので、ポージングの幅が広がった所は素直に嬉しいですね。ただし、リボ球のクリック感は前回のようにはありません。ちょっとプラプラというか…。あと、普通に立たせると何故か左に傾きます。(ここだけは前回と同じ。個体差?)それと、肩部分のリボ球は必要ないのでは?水平に腕を上げる事が出来ないのですから。もう少し胴体の外側にリボ球がくれば意味があったかもしれません。と、まあ少々不満点も書きましたが、アスカ好きの自分としては概ね満足です。通常プラグスーツ版もできれば販売していただきたいものです。(最近はテストスーツ版ばかりなので。)