ベアード・トゥ・ユー 下
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ギデオンへの愛を確信し、自分の抱える過去を告白しようと決意するエヴァ。実は彼にも人には言えない傷があることに、エヴァは気づいていた。理解しあえるかもしれないと期待して伝えた途端、彼の態度が急変。エヴァは絶望の淵に追いやられてしまう。エヴァへの変わらぬ想いを何度も口にしながらも、ギデオンは決して心を開いてはくれない。もう終わりにしなくては――けれど気持ちとは裏腹に、体は彼を求めて止まない。それはギデオンも同じで、彼はエヴァに提案をする――「支配と服従」の関係を。セックスで自由を奪われることがエヴァにとって何より恐ろしいと、ギデオンは知っているはず。信じがたいその言葉に反発しながらも、否応なく欲情してしまう体がいまいましい。体を重ねることで、ギデオンの愛を確かめるエヴァ。だが嵐が再び、ギデオンの元婚約者という姿でやってくる……。最高にロマンティックで、極上にエロティックなふたりの第一章、完結篇。