なかなか無い実務書
★★★☆☆
事業承継やM&Aの本は、コンサルタントや税理士、会計士の書いた本ばかりで、実務書と言えば実務書なのだが、経営者にとっては実務的でない。
その点、本書は小山社長ご自身の経験を元に、ウラのウラというか、リアルで踏み込んだ生々しいのがよい。
私もそろそろ事業承継を考えねば。。同族否定論者も多いが、同族でなければ難しいこともある。いつ逝ってもいいように承継計画を練ろう。
なるほど、会社を継がせるとはこういうことか
★★★★★
本書の著者は、会社経営者。つまり、当事者。
当事者であるから、内容が実に具体的で、分かりやすい。
法律家や税理士の本では、色々詳しい説明があるが、
やはり自ら経営にタッチしていない悲しさ、お役立ち度では、本書がずば抜けていると思う。
それにしても、著者の人間観は、なかなかシビアだ。
会社経営の厳しさを思い知らされる。
事業承継のバイブル。ただし!
★★☆☆☆
成功した中小企業経営者の誰もが、誰にも相談できず心のうちで悩み苦しむ問題。それが事業承継だ。
本書では、中小企業の経営者であり、また真の意味での中小企業のコンサルタントである小山社長が、ご自身の経験から生み出したノウハウを披露している。大企業とはまったく違う、MBAでは絶対に習わないであろう中小零細企業の真実がそこはにある。
この部分の価値、5つ星で間違いない。
だが、極秘テクニックはどうにもいただけない。
租税回避、誠実交渉義務違反などの疑義を受け数十年かけて築いてきた会社が一瞬でご破算になりかねない非常に危険なテクニックだからだ。
高速道路が混雑しているからといって、反対車線を進むことはないだろう。
それをしないのは、反対車線を進むことを思いつかないからではない。それがあまりに危険だということを免許を取得したドライバーなら誰でも理解しているからだ。
税理士が本書にあるような租税回避をやらない理由を小山社長は「無知だから」と決めつけているが、そうではあるまい。それが非常に危険なものであることを知っているからこそやらないのだ。
極秘テクニックへの警鐘の意味を込め、非常に残念だがこの希有な良書の星は2つとした。
読んでよかったです。
★★★★★
会社を興して25年になり息子も27歳で、そろそろ事業継承を考えていたところ、この本と出合いました。自分の考えがいかに甘く間違っているかを思い知らされました。株の怖さ、人間の心理、身内、幹部、それぞれの立場による説明が一々ごもっとも思える内容ばかりでした。
目からウロコです
★★★★★
びっくりです・・
背中から冷や汗を流しながら 読んでしまいました
この本を読ませてもらってよかったです
この内容を知らなかったらと思うと (ぞっ)とします
これ知らなかったら大変なことになっていました
ゆっくり じっくり 着実に行っていきたいと思います