確かにイラスト満載で分かりやすく説明してはいるのですが、同時に専門用語も満載で初心者にはちょっと頭の痛くなる部分もあります。
一番『見たい!知りたい!』と思うモデリングに関してもあまり期待に応えてくれるものではなく、正直高すぎる買い物をしてしまったなと思うほどです。
ただ、映画やゲームといった現場でMayaがどのように活用されたのかという項目があり、非常に興味深いものでした。
これは、Mayaの中級者か上級者の買う本だと思います。
悪い意味で、医学書的と言うか、歯医者などにある、文字を読めない子供向けの本を連想しました。
本自体は、1000円以上の価値は無い気がしますが
ナンとあのMayaを10日間体験できる、体験版が付属!!って事で
価格の90%はそれでしょう。
(バージョンは3か4の頃の物だったと思います。)
出版当初はともかく現在は、Alias社から無償体験版が配布されているので、ちょっと痛い商品だと思います。
CGを全く知らない人向けですが、学校の図書館に一冊と言う感じの本なので、個人での購入は事前に立ち読みするのが必須です。
出来ない場合は、見合わせることをお勧めします。
(少なくとも気軽に買える価格ではないと思いますので。)
尚、表紙と内容の関連性は極めて薄かったです。