カラマゾフの兄弟《上》
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フョードル・ドストエフスキー
中山省三郎訳
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ロシアの文豪ドフトエフスキーの放つミステリー問題作!
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世界的問題作! 超心理ミステリー!!
テレビで話題沸騰中!!
父親殺しの嫌疑をかけられた三兄弟の長男、ドミトリイは自らの潔白を強く訴え続ける。
三兄弟と、三兄弟に関わる人間たちには様々な思惑が見え隠れし……!?
【目次】
作者より
第一篇 ある家の歴史
一 フョードル・パーヴロヴィッチ・カラマゾフ
二 長男を追い立てる
三 再婚と腹違い
四 三男アリョーシャ
五 長老
第二篇 お門違いな寄り合い
一 修道院に着く
二 老いたる道化
三 信心深い女たち
四 信心の薄い婦人
五 アーメン・アーメン
六 何のためにこんな人間が生きているのだ!
七 野心家の神学生
八 醜態
第三篇 淫蕩な人たち
一 従僕の部屋にて
二 リザヴェータ・スメルジャシチャヤ
三 熱烈なる心の懺悔――詩
四 熱烈なる心の懺悔――逸話
五 熱烈なる心の懺悔――『まっさかさま』
六 スメルジャコフ
七 論争
八 コニャクを飲みながら
九 淫蕩《いんとう》な人たち
一〇 女二人が
一一 さらに一つの滅びたる名誉
第四篇 破裂
一 フェラポント長老
二 父のもとにて
三 小学生の仲間に
四 ホフラーコワ家にて
五 客間における破裂
六 小屋における破裂
七 清らかなる外気のうちに
第五篇 Pro et contra
一 婚約
二 ギターをもてるスメルジャコフ
三 兄弟相知る
四 謀叛《むほん》
五 大審問官
六 いまださほどに明らかならず
七 『賢い人と話す興味』