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そういえば、あの本のこと、何も知らずに生きてきた
人類の偉大な遺産である古今東西の名著の魅力を、25分×4回の100分で解説！ご好評いただき2年目に突入です。

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■今月のテーマ
鴨長明『方丈記』
「執着」を捨てて生きる

講師：小林一彦

隠遁者の手による「清貧の文学」は、都の天変地異を記録した「災害の書」であり、また著者自身の人生を振り返る「自分史」でもあった。3.11を経験し、経済成長の行き詰まりを感じさせる今日、日本人の美学＝"無常"の思想を改めて考える。


目次
【はじめに】 八百年目のツイート
第1回 知られざる災害文学
第2回 負け組み 長明の人生
第3回 捨ててつかんだ幸せ
第4回 不安の時代をどう生きるか？