本書は第一版が１９５９年に出版された。しかし本書の論は輝きを一切失っていない。それどころか、最近のナレッジマネジメントの流行やベンチャー企業の流行によってより輝きを増したとも言える。本書は一貫して会社の内部資源に焦点を当てている。会社のパフォーマンスは会社の規模ではなく、人々の知識と経験に依存し、会社の成長は企業文化によって制限された人々の考え方による・・・等々そのさまざまな論考は、現在議論されることが多い話題であり、それらに対して約４０年前にはっきりと記述していた経済学者がいたことは大変驚きである。ぜひ読んでみてください！！