この一冊でアメリカの政治家や知識人がネオコンかリベラルかがわかります。

副島氏の主著のひとつ。

【前田慶次郎店長からのご推薦書籍：本当は『アメリカの秘密　ハリウッド政治映画を読む』を推薦して頂いたのですが、手に入らなかった為、こちらを購入させて頂きました。】
アメリカの政治の底流に流れるその思想とはいかなるものなのかがリアルに観察できます。若輩者の私はアメリカ人は全員が、アメリカが世界の警察になること望んでいると思っていたのですが、必ずしもそうではない（国外のことに口を出さずに、自国のことに集中していれば良いと考える人もいる）こと知りました。
とにかく、こまかいところまで詳しく説明されています。
アメリカでは政権が変わると高級官僚三千人を総入れ替えする（「猟官制度」と云うらしい）が、政党が二つとはいえ、これだけ政治思想・哲学が違うのなら当然なのかもしれない。