最新の地図データとアプリケーションをインターネットで取得する、新しいタイプのサービス、インターネット地図ソフトのVista対応版。通常の地図ソフトでは、購入時に記載されている情報のままで利用するので、その後開通した道や新しい建物などの情報を得ることができないものが多いが、インターネットと電子地図ソフトの利点をひとつにした、本製品ではPCをインターネットに繋ぐと、サーバーから地図やデータを自動的にダウンロードするため、いつでも最新の地図を参照することができる。利用できるのは、日本全国の地図に加えて、1,245都市におよぶ詳細地図データと、膨大な検索データ。詳細地図では建物の形や立体交差のようす、歩道の幅まで確認できる。地図データを欲しいときに欲しいだけ利用できるので、旅行好きの人や出張の多いビジネスマンに最適だ。

   また、一度見た場所はパソコンに自動的に保存されるため、次回はインターネットに接続しなくても参照することが可能。つまり必要な地域の地図を、インターネットに接続してあらかじめ表示させれば、モバイル地図としてノートパソコンなどで地図を持ち歩くことが可能になる。最新の通信型カーナビで採用されている独自の技術を利用しているのでデータ量も少なく、PCに負担がかからないのも嬉しい。（三井貴美子）