ナイスショットは偶然でしかない!
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「その“ナイスショット”は偶然でしかない!」の帯に惹かれて買いました。
飛ばそうとすればチョロになり、池を逃げようとすれば入る。ゴルフは逆説のスポーツです。ならば、ゴルフを難しくしている逆説の裏をかき、「逆説の逆説を実践しよう」と説くのが本書です。ドライバーは飛ばさず、グリーンには乗せず、パットは入れようとしない。するとボギーが楽にとれ、時々パーがきて、あっという間に80台で上がれるようになる(らしいです)。
プロでも1ラウンドで完璧なショットは数えるほど。ましてやアマチュアとなると……。いかに「ミスショット」をつないでマネジメントをしていくかがゴルフの本質、と久富さんは繰り返します。
実際のラウンドではまだ試していませんが、そう考えるだけでコースでの重圧が随分と軽くなる気がします。