この本で紹介されているのは、個展など特別な機会がないと見られないような、技の極み、といった作品ばかり。中でも、山形の赤崩紬の、植物染めとは思えない鮮やかな色。千葉の唐桟織の現代に通じるセンス に心動かされました。欲しい、けれどきっと私には手の出ないような値段だろうなぁ。
有名どころを厳選しているせいか、同種の本に紹介されている方がここにも登場していることが多いのはご愛嬌。雑誌「太陽」から生まれた本らしい、見事な写真は◎です。