『ねえ、知ってるぅ～？この巻では死人が出るんだぜ～?!』
そうなのです。死にました、マジで。

ノリス追い出し作戦決行?!なんと、ヒースとガルガドの行動パターンは同じ?!
そしてついに発覚！敵は後ろにいた?!『爆殺しちゃうぞ☆』には大爆笑しました!!
んでもって、最後は泣きました！ああっ…美しい友情?!
ボクはこのとき初めて気づいたのです
『友情って、死んでから花を咲かせるんだ』と
…なんか違う感じもするが、とにもかくにも読んでみてください！

　このパーティーは成長してるんでしょうか？（笑）
　前作を読んでいる方ならもうわかっているであろう、このパーティーのへっぽこさ。
　今回はキャラクターに的を絞った冒険が多いです。あえて主役を上げるなら、ノリスとガルガドでしょうか。まあ、表紙にも出てますし（笑）。イリーナの暴走っぷりには、あまり驚かされなくなってきましたが、今回は珍しくヒースが暴走します（暴走というほどのものでもないかもしれませんが、やられたイリーナは生きた心地がしない、そんな場面がやってきます）。つか、今回本当に生きた心地がしなくなった奴が･･･。
　ちなみに。ｿｰﾄﾞﾜｰﾙﾄﾞのリプレイ１シリーズにつき死人１人、というジンクスあるんですよね。今回の最大の見所はそれかなと。

ルール改訂後の新ソード・ワールド初のリプレイだったように記憶していますが、他のリプレイに負けじとはちゃめちゃな内容です。

前三巻と変わらずＧＭとプレイヤー達との意志疎通が駄目駄目で何度もピンチに陥ったり、一ゾロや六ゾロが頻発したり、パーティー内で悪口雑言が飛び交ったりと、笑いに事欠きません。ただしその間抜けさが元で、今回はとんでもないことに……。
ＴＲＰＧリプレイがお好きな方は読んで間違いない一冊です。