英語学習の教材として読んでみました。
レオナルド・ダ・ビンチの伝記で、名前の意味がビンチ村から来たレオナルドであるといった豆知識や当時の徒弟制度に簡単な説明が記載されています。
英語は読みやすく（GRの1800〜2500語のレベルくらい）、絵が多く入っていて理解の助けになるので、英語学習者のリーディングにお勧めできると思います。
一方、当時のイタリアや周辺諸国の政治情勢や社会に関する説明が乏しく、特にダ・ビンチの絵の写真が載っていない（イラスト有り）ので絵のすばらしさを解かれてももどかしく、内容的に物足りませんでした。