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11人のなかの1人―サッカーに学ぶ集団の論理

価格: ¥1,890
カテゴリ: 単行本
ブランド: 生産性出版
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日本サッカーのバイブル ★★★★★
前から、サッカー弱国日本が、1968年メキシコ・オリンピックでなぜ突然銅メダルがとれたのだろうと不思議であった。それ以前にも以後にも、日本はそれに比する実績がない。だから、そのときの監督が書いた本を一度読みたかった。読んで納得した。「この人が監督だったからこそだ」と。釜本、杉山などの名選手がいても、監督が彼らをいかに使いこなし、実力を最大限に発揮させるかは非常に重要である。長沼氏の物の見方、考え方はシンプルで、基本に忠実である。また、「よく見てよく考える」ことを強調している。将来有望な若いサッカー選手や、彼らを預かるコーチにはぜひとも読んでほしい。この本を考え方をマスターしたら、外国人監督など呼ぶ必要はない。なぜから、長沼氏の考え方は今の世界の超一流監督(ファーガソン、ヒディング、モウリーニョなど)のやり方と同じだからである。もちろん、サッカーだけにとどまらず、集団と個人の関係全般についても考えさせられる良書である。
努力の素晴らしさを伝える長沼健氏 ★★★★★
人としてのモラルや仲間の重要性や仕事に対しての考え方を、長沼健氏のサッカー人生にたとえ理解することができます。泥臭いかもしれませんが、この本は努力家向きの本だと思います。まさしく、長沼健氏は努力の人だと感じられます。

サッカーに例えられた啓発本ですが、その枠はすべての人に当てはまると考えれます。私も参考になる考え方がいくつもありました。また、初心だった頃の気持ちを再燃させてくれる本でもあります。

2008年に6月に逝去されて尚、“努力の素晴らしさ”を伝える長沼健氏。初版が1975年であるということも、
人としての在り方の根本的な要素を真剣な熱意で書き留めているからこそでしょう。
サッカーに限った話ではなく ★★★★★
初版は1975年なので、長沼氏はすでに代表監督も降りられていた時期の作品である。内容はもちろん、選手として、監督としての経験と心得である。しかしどう読んでもそれがサッカーに限る話ではないことはすぐにわかる。

ひたむきであることにおいて、初心と円熟はよく似ているのだ。

少し歳を取って、なんとなく世がわかった気になっていた昨今の態度に、猛省を促された。昔はもっと賢くなりたい、またすこしずつそうなっていることが嬉しかったのに。久しく絶版になっていたが、2008年長沼氏の逝去に伴い巻末の対談集を新たに追加し、名著復刊に尽力された編集子の努力にも頭が下がる。