破格の安さで、簡潔で、薄くて使いやすいのが魅力
★★★★☆
多忙な小学生3年生に早めにアルファベットを学習させたい親ならば、誰でも盛りだくさんで、高価な教材を選びたくない。あっさりとした内容で、安くて、使いやすく、薄い教本が万人の望むところではないだろうか?昔はCDなど付いていた方が良かったが、今はどこでも英語のアルファベットのCDは簡単に入手可能だし、海外駐在等が長い人達はその程度は自分で教えることができる。なお,大文字の筆記体は両親が英文を普通に読んでいる家庭ではとくに教える必要はなく、小文字の学習に専念した方が時間配分上得策である。子供は興味があれば、放っておいても覚える。算数でも小文字のアルファベットはいずれどんどん使っていくので、早めに小文字から真っ先に筆順を教えた方が良いようである。
この薄いアルファベット学習帳は、320円という破格の安さで、極めてオーソドックスな構成になっており、使いやすい。最近の出版物の“ごてごて”感に飽きた人にはお勧め。筆記体の文章をできれば1頁だけでものせてあれば、もっと良かったが、子供の成長とあわせ、同じところから別に出版されている筆記体練習ノートを買えば済んでしまう。なお、もう少し本格的にアルファベットを子供に学ばせたい場合は、松香フォニックスから出ていた「All about ABCs 遊んで学ぶアルファベット」が最良だが、一部の書店でしか買えないようである。