日本語訳がイマイチ
★★★☆☆
内容については、「参考になった」というポイントの高い方々が丁寧に書いて下さっている通りです。
ただ私が気になったのは、日本語が大変に読み難い。
読書に関して、スピードは早いほうだと自負していますが、この本はなかなか読み進めるのに時間がかかりました。
ひとつの文の構成が、英語のままというか・・・
翻訳者の方が翻訳家ではなく、心理学者の方なので、仕方ないかもしれませんが、
心理学に長けていて、正確に内容を伝えようと翻訳されたのはわかりますが
子育て中の、時間に余裕のない親を対象とした本なので
もう少し、自然で一度に頭にすっと馴染む日本語の構成にして欲しかったです。
内容は素晴らしいので、改訳を期待します。
おすすめです。
★★★★★
読んで、良かったです。 いま2歳の息子がいるので、毎日楽しいだけれど、大変です。しつけについて、この本を買ってよかったです。
ポイントは二つです。
1.立って考えます。
2.話します。
いろいろなサンプル、ケースがあります、わかりやすいです。
子育て悩みたら、この本、読みましょう。
妻に読んだらいいよとすすめました
★★★★☆
自分が読み終わった後、三章だけでも読んだらいいとすすめました。とにかく子供を叱る、脅す、叩くのではなく、考える場所に連れていってあげること、これが二人で実践しようということになりました。
それ以降の文章はやや冗長。考える場所についてのより深い考察(事例、より具体的な方法、hints&tips、実践した人の声など)があると尚良かったのかもしれません
叱るのを放棄するのは自分が楽になる近道でした
★★★★★
活発な男の子の母として日々感じるストレスからか叱る回数が年々増えていました。育児に悩んだり落ち込んだり、また怒った後の精神的な消耗や罪の意識も感じていたように思います。なによりも叱られた後の子供の泣き方が段々酷くなって※その割にまた同じことを繰り返す→叱るの繰り返し・・・このままではいけないとこの本を手にしました。
怒ることをピタリと止め、立って考えることを指示したら何が原因で怒られたか、自分が悪かったと素直に認めることができるようになり、同じことを繰り返すことも少なくなりました。
冷静さを欠いて、声を荒げて叱ること自体が心に負担がかかり、叱った後も苛々が続き怒りの連鎖を生んでしまっていたように思います。
子供を叱らなくなり、精神的な余裕ができた分、育児や生活のことで主人に注意しなければならない時にもやんわり伝えられるようになりました。
それに自分が叱らなくなったことで、子どもの信頼が増したのも実感します。
叱られないとわかると子供から今まで以上に話しかけてきます。のびのびと絵を描きながら何時間と話しかけてくれます。肌と肌を触れ合わせている時間も増えました。
何か問題があった時もコーナーで考えた後、僕が悪かったと涙を浮かべて反省する子供の様子に怒りなんてとても湧いてきません。
世界で誰よりも一番大好きなお母さん。そのお母さんに毎日怒られていた子供の気持ちを考えると今更ながら胸が痛みます。
叱るのを止めた後に感じられるのは子供の成長と子供への愛情です。毎日怒ってばかりで苛々していた時よりも子供への愛しさが強く感じられます。
育児に悩んでいるお母さんに是非読んでいただきたい本だとレビューを書きました。
訳なのかお国柄なのか・・
★★★☆☆
主張の賛否については読まれる方にお任せするとして(個人的にはおおむね賛成です)、
気になったのは文体です。
著者は外国の方だから当然と言えば当然なのですが、
事例として取り上げているものが、日本ではあまりないようなパターン、
あるいは、日本人の親子ではあまり見られない会話のやりとりが多く、
読んでいてしっくり来ませんでした。
(「外国のテレビ番組のジョークにまったく笑えない感覚」に近いです)
文化の違いなのか、訳のせいなのかはわかりませんが、私はこの手の本は
具体例にどれだけ共感できるかが大切だと思っているので、その意味で
星3つにさせていただきました。