この手ごろな工具箱には丈夫な厚紙でできた7種類の工具に加え、実際に回すことのできるボルトやネジ、何度も書いたり消したりすることのできるスレートなどが入っており、子どもたちは本物の工具箱などには目もくれずに時間を忘れて夢中になって遊び続けることだろう。それぞれの見開きのページには取り外し可能な工具と、その工具を使って作業を施すさまざまな型が収まっている。たとえば三角の型の中に空いている穴にドリルをさして回す、星の型についているクギをトンカチで打ちつける、ノコギリを使って本物そっくりの音を立てながら“木片”を2つの長方形に切り分けるなどといったことができる。
カラフルに彩られた各ページには1枚の紙、2つの木片、3つの穴、…6本のクギといった絵が描かれているので、子どもたちは大工遊びに夢中になっているうちにいつの間にか数の数え方やさまざまな形の名前、色などを覚えてしまうだろう。きれいな装丁のこの赤い本には鉛筆、定規、ノコギリ、ドリル、ネジまわし、スパナやトンカチ、絵を描くことのできるスレートが入っている。それぞれの道具は仕切りにぴったりとはまっているので、小さな子どもが取り出すのには少し擦り減るまでいくらか手助けが必要かもしれない。
私がはまったのは(コドモではなくて・・)、一番最初のページのお絵かき。
子供の頃にはまったペローっとめくりあげると書いたものが全部消えちゃうアレです。
そしてまた上から書き込む・・エンドレスでうちの子は書いてます。
そこに付属のおもちゃは鉛筆と定規です。うーん、すばらしい付属品。
鉛筆だけならあるだろうけど、定規つけちゃうのがさすがです。
うちの場合、手が離せない夕飯の支度をしてる時に、これで遊ばせてます。
なんだか夢中になって静かに遊んでくれて、20分は持ちます。
上手くいくと随分長いこと遊んでてご飯が遅れるほど。
安すぎマス。
square、rectangle、triangle、diamond、circle、starの形を覚えられます。
工具については重複するので書きませんが、どれもしっかりした作りで色もキレイ。
薄汚れた感じもよく描かれて、本当に素敵な仕掛け絵本です。厚紙でできた鉛筆と
定規で、何度も書いたり消したりお絵かきできる仕掛けがとても気に入っています。