ジゼルのポートレートでこれは買いです
★★★★☆
ジゼル素晴らしかった。これはTestinoの交友関係あってこその写真集
有名ティスについて多くを語る必要はないが社交性ある写真家はやはり良い。
ケイトにしても通常見られる表情がよりパワースポッテイングされており
異彩を放ってて良い。トップを掴むには周囲を才能で固めろという事だね
奇をてらったファッション写真というよりは、自然な爆笑系の笑顔を捉えたセレブが並ぶポートレイト
★★★★☆
A4よりふたまわりほど大きいサイズ(27cmx36cm)の本格ポートレイト集。
今のファッション写真からするとさすがにちょっと時代を感じさせる(今のほうが
より洗練かつ過激になっていると意味で)が、この写真家、マリオ・テスティノは、
特に奇をてらったようなものはなく、モデルの素顔、とくに自然な爆笑系の笑顔を
とるのがすごくうまいと思った。
マドンナや、ダイアナ元妃の有名な写真も入っていて、「あ、これ、この人が
撮ったんだ」とうなずいてしまった。
この人は、ケイト・モスがお気に入りらしく、確かに小顔でモデルっぽいけれど、
とても自然で、少女っぽいモデルなので、派手な写真を撮る割には、こういう
モデルが実は好みだというのが面白い。
僕のお気に入りは、おそらく地球上でもっとも美しいモデル、ジゼル・ブンチェン
の作品と、フェロモン全開でホットな、エリザベス・ハートレイのビキニの
写真。早速部屋に飾りました。
時代を映し込む!
★★★★★
ロンドンでテスティーノ展にめぐりあえたことは、
非常に幸いでした。
セレブを作りこんだフレームに落とし込むのではなく、
彼らの生き生きとしながら神々しい瞬間を捕らえた作品群は、
まさに、この時代を映しこんだ作品群として後世に残るでしょう。
portraits
★★★★★
Mario Testinoの写真は、fashion photoでも被写体がいきいきとしていて、portraitsのよう。
素晴らしいの一言につきる。
Artist's Photograph
★★★★☆
今やテスティノも数多くのクライアント先を持ち、色々なFashion誌にCampaignPhotoを含め数々沢山の写真を掲載しています。年齢的には大御所と言えるポジションなのですが、自分の歴史の中では'90年代初頭の特に"Gucci"のCampaignPhotoのブレイクで一躍脚光を浴び、世界に"テスティノ"の名前を知らしめたあの驚異的な反響が今も脳裏にに焼き付いています。だから今も"Fresh"なイメージが拭い切れない状態です。正に時代がテスティノを受け入れた瞬間でした。彼の持ち味(写風)として、スナップがベースになっていること。一瞬を捉える美学が存在すること(感性豊かで感度が頗る良い)。そしてテスティノ風と言い切れる写風が、彼の偉大さであり、彼の才能そのものです。持って生まれた芸術家の要因が漂います。
写真集自体は過去の作品群からセレクション。Vogue, Vanity Fair, Glamour, Harper's Bazaar, etc. & Campaign広告。BookDesignのコンサルタントとしてArt雑誌"Visionaire"のスティーブン・ガンが担当してるのが興味深い。インパクト性の強い表紙写真のセレクションや構図(切り取り)、色の演出効果は彼(ガン)無くしては有り得なかったと思います。またテスティノ自身も、逆にVisionaireの編集を手掛けるなど、仲の良い交友(交遊)関係が成り立っているところも面白い。ページ構成は、SuperModelのナオミ、ケイト、エバなどを始め、キャメロン・ディアス、ニコル・キッドマン、メグ・ライアン、キムベイ・シンガー、マドンナ、そして今は亡きPrincessダイアナなどの集大成Portrait集です。"Natural Beauty"そのものです。