本書は、暦、風物詩から自然現象まで、季節の微妙な変化をピタリと言い表すことばを集め、使いやすく12カ月に分類しました。大切な人への手紙やEメールから俳句の季語まで、困った時にすぐ引けるポケットサイズの辞典です。
春隣(はるとなり/春を待ちわびる気持ちが生んだことば・2月)、行合の空(ゆきあいのそら/空が渾然として暑気と涼気がともに感じられる日のこと・8月)、山粧う(やまよそおう/紅葉・黄葉に彩られた秋の山の景色・10月)など、日本語ならではの繊細な響きと共に、正しい意味と使い方を紹介します。日本語と四季の美しさを味わい、表現力と感性を磨くことが出来る本。
ありきたりの表現では物足りなくなった人にお勧めの一冊!