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ナザレのイエスは神の子か?―「キリスト」を調べたジャーナリストの記録 (Studies in Baptist History and Thought)

価格: ¥2,310
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: いのちのことば社
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内輪の権威で非論理を論理と言いくるめる書 ★☆☆☆☆
著者は、自分がジャーナリストとして客観的な視点を持っていることを繰り返し述べるが、中身は客観性とは無縁だ。
並べられる素材の多くが状況証拠に過ぎないのは2千年前のことだから仕方がない。懐疑派の議論も似たようなものだから。
しかし、一つの解釈にすぎないものが、1ページめくるといつのまにか「確証」になっており、イエスの奇蹟が「証明」されたことになってしまう様は醜悪だ。
取材対象がいかに(キリスト教コミュニティ内で)秀才で権威があるかがくどいほど強調されるが、これは、始めに結論ありきの議論において優れた知能(「知性」とは言いたくない)がどのように機能するかのカリカチュアである。
参考資料としては面白いが…… ★★★☆☆
イエス処刑時の模様を医学的に分析した部分や、1世紀における口語伝承の決まり事など、参考になる情報がいくつか掲載されていたのが興味深かったですね。また、インタビュー形式を選んだことと作者(+訳者)の文章力のおかげで、非常に読みやすいテキストに仕上がっています。
内容面で気になったのは、インタビューに応じ意見を表明してくれたのが護教論者のみであり、彼らと対極に位置する無神論者などとのインタビューが無く、中立性に対する疑念と物足りなさが残ったこと。ジャーナリズムを貫くのであれば、無神論者からも話を聞くべきでしょう(作者自身が彼らの意見を信じるかどうかは別にして)。
読みやすさと護教論者の考え方を知る上では絶好のテキストであることから、星3つの評価にしましたが、これより高い評価を与えるには、キリスト教を信じていないと無理でしょうね。
最高にハッピーです! ★★★★★
僕は懐疑主義者です。しかし、この本のおかげで、心からキリストを信じることが出来ました。本当に感謝してます。イエスが神の子であることを歴史的・神学的観点から掘り下げ証明していく様は圧巻です。
新改訳聖書を読まれた方に是非ともお勧め! ★☆☆☆☆
ネストレ(Nestle-Aland Novum Testamentum Graece)をある傾向に持って行こうとされているメッツガー(本書ではメツガー、Bruce M. Metzger)博士からのインタビューの引き出し方に本書らしさが遺憾なく発揮されています。巻末の参考文献も英語で書かれたものが多いのも面白いです。(邦語訳のあるものは明記されていますが)。
聖書学にふれた人ならば、目からうろこ状態になる、非常にユニークな本でしょう。新約聖書ではなく、アメリカの現在を知りたい人にもお勧めいたします。
興味深い本です。 ★★★★☆
 中々、興味を引く内容です。が、そもそも前提として、福音書が、マルコ、マタイ、ルカ本人によって書かれたということが立証され、かつ第三者がその内容を認証していなければ、この内容は、砂上の楼閣でしょう。
 著者が法学部出身のジャーナリストだというならば、この点を一番重視するべきなのに、他の著作物に比べて、原典はないが、写本が古いと言うだけで、内容を絶対視している点で、客観性は途絶しています。
 宗教信者のドグマチックな考え方及び論証方法をを知るには、またとない、おもしろい本です。
 続編の「それでも神は実在するのか?」も、ぜひ読んでみたいと思います。