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Varieties of Capitalism: The Institutional Foundations of Comparative Advantage

価格: ¥3,998
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: Oxford Univ Pr (Sd)
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比較政治経済学の一つの頂点でしょうか ★★★★★
政治学者は経済学の新しい理論を自分たちの分析枠組みの中にどのように受け入れ、取り込んでいくかに、葛藤してきたと言えます。
たとえばマクロ経済学的な賃金決定理論やミクロ経済学における交渉理論を援用して現れたのが、洗練されたコーポラティズム論でした。

この本は更に産業組織論や青木昌彦的な制度論を用いて、資本主義の制度的な類型を国家単位で明らかにしていくものです。
政府の果たす役割があるとすれば、それは与えられた経済制度に極めて適合的で補完的な経済運営を行うことになるでしょう。
モデルとして非常に高度な水準で議論がなされており、読み応えが非常にあります。

比較政治学を勉強している方は絶対に読むべきです。

ただ、これにより政治学と経済学が完全に融合してし!!まったのかもしれません。
むしろ、経済学に完全に取り込まれてしまったと言う方が良いかもしれません。
政治学はどこにいくのでしょう。