成長したミリアム
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お転婆娘ミリアムが帰ってきました!
レディといえる年頃になりましたが、性格はそのまま(笑)密かにダグラスへの想いをあたためていましたが、トラブルに巻き込まれて…
前作から読んでいますが、ミリアムが物語をぐんぐん引っ張ってくれています。ひかわ作品の中では一番元気な主人公なのでは?
ダグラスの変化も見所ですので、是非読んでみてほしいです。
ぜひ映画化・アニメ化を!
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20世紀初頭の西部を舞台に、元孤児のミリアムとダグラスが悪漢と戦い偽金事件を解決するまでを描く西部劇。(3巻収録の続編はその後と、ミリアムが13歳の頃を描いている)
元々古典的な少女漫画出身の作者とは思えない時代考証の巧みさと、西部劇らしく派手なガンアクションが描かれる所が素晴らしい。
また、キャラクター作りもひかわ氏らしく、敵味方なく人間臭い(欠点やおどけた点がある)個性付けとなっているため、勧善懲悪の物語ではあるが、それだけにとどまらない魅力を持っている。
ぜひハリウッドで前作「荒野の天使ども」等との二部シリーズ構成で映画化してほしいと思う。
タイトルビバ!
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少女マンガでウエスタン。でも違和感なく引き込まれてしまいます。「荒野の天使ども」の続編で大人になったミリアムとダグラスのお話。アクションありのさわやかな恋愛ありの、構成もしっかりしていて、スカッとする映画を見た気分にさせてくれます。
が、何よりタイトルが素晴らしいです。この由来を知った時、なんて上手いこと言うんだろう、と感動してしまいました。年の差恋愛の普遍的テーマコピーです。
三巻併録の続編「それなりにロマンティック」「ミリアム13」ともども素晴らしいです。
しかし、ひかわ作品は「女の子は余裕!」といいコレといい、続きが気になって読みたくなるものばかりですねー。
ラブコメディー?
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荒野の天使どもの続編です。ミリアムがちびっこから少女へと成長しダグラスに恋をしますが、ダグラスは小さい頃のミリアムが忘れられずなかなかミリアムの気持ちにこたえることが出来ません。そんな時、ミリアムが行方不明に・・・?ダグラスのミリアムに対する気持ちの変化が手に取るように見えて読んでる方がどきどきしてきます 荒野の天使どもを見なくても十分楽しめるお話です。