ちょっとデカすぎるけど・・・
★★★★★
10年以上前からジャンルごとに分売されていた、ブラームスの全集シリーズを、一箱にまとめたもので、圧巻の全集です。
旧シリーズのうち室内楽の巻 (11枚組)を持っていますが、いずれも傑作ばかりで必聴です。個々に買うとかなり高くつくのでありがたいです。
室内楽が全部入っているだけでも、購入する意義はあるでしょう。
(室内楽集には他に五枚組のこちら がありますが、弦楽四重奏〜六重奏他いくつかの収録で、ヴァイオリンソナタ〜ピアノ四重奏などが収録されていません)
また未聴ですが、歌曲も隠れた傑作があるようなので、聴きどころかもしれません。
ただしあまりに大きすぎるので、正直、ジャンルごとでも出してほしいです。
これの購入を検討するような人は、管弦楽の曲はあらかた聴いている人が多いでしょうし。
このような全集はありがたいですが、カタログ落ちしないで長く販売してもらえることを願います。
ピアノ全集は他にカッチェン盤 などもあります。この大全集が色々な演奏家の寄せ集めなのに対し、単独での偉業で、優れた演奏です。
結局はこの枚数がこの値段で揃う、というところだが
★★★★☆
まさか交響曲や協奏曲目当てでこれを買う人はいないはずだが、それらについて一応一言言っておくと、「期待するな」。というわけでこのBOXSETの聴き所は、室内楽、独唱曲、そして合唱曲。同じ声楽でもアンサンブルのほうはいまいち。合唱とオーケストラのための作品では、ドイツ・レクイエムがすばらしい。あとピアノ曲も枚数の割にはいいものは少ない。そして一番のメインは、ずばり独唱曲。と書くと拒否反応を起こす人は多いだろう。歌曲を何かポピュラーソングと同じレベルで捉えている人は、クラシックファンの中でも実はかなり多いのではないか?耳に残るようなメロディーなどそれほど多くないので、そういう捉えかたをしていると敬遠する人が多くて当然だ。実は、歌曲と室内楽は同じカテゴリーに入ると考えたほうがいい。そこで、歌曲は後回しにして、ますは室内楽を聴き込むことをお勧めする。室内楽の良さを十分味わったところで、歌曲に入っていくと、今まで知らなかった世界に開眼すると思う。
この価格でこの内容
★★★★☆
ブラームスの全集(CD46枚組)この価格で買えるとは。解説は無いが、資料としては十分。
演奏も一流どころをそろえている。 別々に揃える手間と費用を考えたら圧倒的に安い。
大満足
★★★★★
このセットはグラモフォンの人気演奏家の演奏を集めてあるようなので、迷わず買いました。46枚どれも、録音も演奏も標準的な物を集めており、非常に安心して聞けました。これまでにもピアノトリオ、ヴァイオリンソナタ、協奏曲などを聞き、ブラームスの魅力はそこそこ味わったかな、と思っていましたが、オルガンや合唱曲、リートなどにも名曲がごろごろ転がっており、買ってよかった!と大満足しています。